特許
J-GLOBAL ID:201703014725878078

永久磁石式回転電機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 光石 俊郎 ,  光石 春平 ,  田中 康幸 ,  松元 洋 ,  山田 哲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-110585
公開番号(公開出願番号):特開2017-216846
出願日: 2016年06月02日
公開日(公表日): 2017年12月07日
要約:
【課題】永久磁石から発生する磁束の漏れを抑制し、かつ、回転子径寸法を大きくすることや永久磁石の種類の変更を行わずに、界磁磁束量を増加することができる永久磁石式回転電機の回転子を提供する。【解決手段】回転子の一極当たり3つずつ、外周側を向く略U字状に回転子鉄心1aに配され、それぞれ2箇所の角部がテーパ形状である永久磁石11,12,13と、各永久磁石11,12,13のうち、テーパ形状の角部又はそうでない角部の2箇所に隣接する位置に、それぞれ形成される空隙31〜36とを備える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
回転子鉄心(1a)において、一極ごとに、3つ一組として回転子鉄心(1a)の外周面(1c)側を向く略U字状に形成される磁石孔を備える永久磁石式回転電機であって、 前記磁石孔のうち、中央に形成される磁石孔を第1磁石孔(12A)、その左右に形成される磁石孔を第2磁石孔(11A)及び第3磁石孔(13A)とし、 前記第1磁石孔(12A)は、前記外周面(1c)に対し略平行に形成された第1側面(72A)、及び、該第1側面(72A)よりも前記回転子鉄心(1a)の内周面側に該第1側面(72A)と平行に形成された中央部(82Aa)と、該第1側面(72A)からの離間距離が該中央部(82Aa)よりも長くなるように形成された両端部(82Ab)とからなる第2側面(82A)を有し、 前記第2磁石孔(11A)は、前記第1磁石孔(12A)から周方向に離間するようにして前記外周面(1c)へ向け延伸して形成された第3側面(71A)、及び、該第3側面(71A)よりも前記U字状の外側に、該第3側面(71A)と平行に形成され、該第3側面(71A)よりも長い第4側面(81A)を有し、全体が台形状であり、 前記第3磁石孔(13A)は、前記第1磁石孔(12A)の中心点及び回転子(1)の中心点を通る仮想直線(O)を中心として、前記第2磁石孔(11A)と対称的に形成され、前記第1磁石孔(12A)から周方向に離間するようにして前記外周面(1c)へ向け延伸して形成された第5側面(73A)、及び、該第5側面(73A)よりも前記U字状の外側に、該第5側面(73A)と平行に形成され、該第5側面(73A)よりも長い第6側面(83A)を有し、全体が台形状であり、 さらに、 磁化方向が磁極ごとに周方向に交互になるようにして前記第1磁石孔(12A)、前記第2磁石孔(11A)及び前記第3磁石孔(13A)にそれぞれ配される、第1永久磁石(12)、第2永久磁石(11)及び第3永久磁石(13)を備え、 前記第1永久磁石(12)は、前記第1磁石孔(12A)に対し、該第1磁石孔(12A)の両端部に第1空隙(33)及び第2空隙(34)を有するように、前記第2側面(82A)の前記両端部から離間し、それ以外は全面が接して挿入される形状であり、 前記第2永久磁石(11)は、前記第2磁石孔(11A)に対し、少なくとも、該第2磁石孔(11A)の前記第1磁石孔(12A)側の端部に第3空隙(32)を有するように、前記第4側面(81A)と接する面が該第4側面(81A)よりも短くかつ前記第3側面(71A)よりも長く、それ以外は全面が接して挿入される形状であり、 前記第3永久磁石(13)は、前記第3磁石孔(13A)に対し、少なくとも、該第3磁石孔(13A)の前記第1磁石孔(12A)側の端部に第4空隙(35)を有するように、前記第6側面(83A)と接する面が該第6側面(83A)よりも短くかつ前記第5側面(73A)よりも長く、それ以外は全面が接して挿入される形状である ことを特徴とする永久磁石式回転電機。
IPC (1件):
H02K 1/27
FI (3件):
H02K1/27 501A ,  H02K1/27 501M ,  H02K1/27 501K
Fターム (5件):
5H622AA03 ,  5H622CA02 ,  5H622CA07 ,  5H622CB03 ,  5H622CB04
引用特許:
審査官引用 (5件)
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