特許
J-GLOBAL ID:201703014744294290

缶蓋用アルミニウム合金板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 田中 光雄 ,  山田 卓二 ,  山尾 憲人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-208910
公開番号(公開出願番号):特開2017-206765
出願日: 2016年10月25日
公開日(公表日): 2017年11月24日
要約:
【課題】本発明は、高強度、曲げ加工性、開缶性を兼備した缶蓋用アルミニウム合金板を提供することを目的とする。【解決手段】特定組成の5000系アルミニウム合金板の表層領域における、結晶粒の平均結晶粒径として、図1に示すSEM-TKD法にて前記各結晶粒の面積と等価な面積の円相当径として測定した平均結晶粒径を、冷間圧延条件の工夫などによって細かくして、優れた成形性を得るために材料強度を低下させる必要が無く、板厚を0.2mm程度に薄肉化した場合でも耐圧強度に不足が無いような、高強度、曲げ加工性、開缶性を兼備させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
Mg:3.8〜5.5質量%、 Fe:0.10〜0.50質量%、 Si:0.05〜0.30質量%、 Mn:0.01〜0.60質量%、 Cu:0.01〜0.30質量%を含有し、 残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金板であって、 この板の圧延方向と板厚方向を含む断面の、表面から板厚方向の深さが8μmまでの表層領域における、傾角1°以上の粒界を有する結晶粒の、SEM-TKD法にて前記各結晶粒の面積と等価な面積の円相当径として測定した、平均結晶粒径が5μm以下であることを特徴とする缶蓋用アルミニウム合金板。
IPC (1件):
C22C 21/06
FI (1件):
C22C21/06

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