特許
J-GLOBAL ID:201703014837580420

保護装置及び医療機器組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 千葉 剛宏 ,  宮寺 利幸 ,  千馬 隆之 ,  大内 秀治 ,  仲宗根 康晴 ,  坂井 志郎 ,  関口 亨祐 ,  山野 明
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016052669
公開番号(公開出願番号):WO2016-121932
出願日: 2016年01月29日
公開日(公表日): 2016年08月04日
要約:
保護装置(14)は、針(16)を備える注射器(12)に取り付けられる。この保護装置(14)は、1以上の突起(60)により構成されるカム構造(66)を有する内筒(44)と、針(16)及び内筒(44)の外側を覆う外筒(48)と、バネ(46)と、を含む。外筒(48)は、1以上の案内路(82)により構成される案内路構造(80)を有する。案内路構造(80)は、カム構造(66)の移動を許容する弾性片(84)と、弾性片(84)とは外筒(48)の周壁(72)の異なる位置に設けられ、カム構造(66)と係合することにより、カム構造(66)の移動を規制する内縁(74g)とを有する。
請求項(抜粋):
先端に針先(16a)を有する針(16)と、前記針(16)を保持する針保持部(24)とを備える医療機器(12)に取り付けられ、穿刺対象への前記針(16)の穿刺後に前記針先(16a)を覆う保護装置(14、14A〜14C)であって、 前記医療機器(12)の外側に周方向に回転自在に配置され、径方向外側に向かって突出する1以上の突起(60、121)により構成されるカム構造(66、120)を有する内側部材(44、44A)と、 穿刺前に前記針(16)の少なくとも一部及び前記内側部材(44、44A)の外側を覆う外筒(48、48A〜48C)と、 前記内側部材(44、44A)に対して前記外筒(48、48A〜48C)を先端方向に付勢する付勢部材(46)と、を含み、 前記外筒(48、48A〜48C)は、前記カム構造(66、120)を受容し、前記外筒(48、48A〜48C)の相対移動に伴い前記内側部材(44、44A)を回転させる1以上の案内路(82、123、190)により構成される案内路構造(80、122、191)を有し、穿刺時に前記内側部材(44、44A)に対して相対的に基端方向に移動して前記針先(16a)を露出させ、穿刺後に付勢力により前記内側部材(44、44A)に対して相対的に先端方向に移動して前記針先(16a)を覆うものであり、 前記案内路構造(80、122、191)は、 穿刺前に前記カム構造(66、120)が配置される初期位置(90、100、130、140、212)と、 前記初期位置(90、100、130、140、212)より先端側で、穿刺時に前記カム構造(66、120)が移動してくる穿刺位置(94、106、134、144、214)と、 前記穿刺位置(94、106、134、144、214)より基端側で、穿刺後に前記カム構造(66、120)が移動してくるロック位置(96、108、136、146、194)と、 穿刺時に前記カム構造(66、120)を前記初期位置(90、100、130、140、212)から前記穿刺位置(94、106、134、144、214)まで案内する先端方向通路(110、150、208)と、 穿刺後に前記カム構造(66、120)を前記穿刺位置(94、106、134、144、214)から前記ロック位置(96、108、136、146、194)まで案内する基端方向通路(112、152、210)と、 前記基端方向通路(112、152、210)の途中に、前記基端方向通路(112、152、210)の縁部との間で、前記基端方向通路(112、152、210)内における前記突起(60、121)の幅よりも小さな幅の基端方向通路狭隘部(112a、152a、210a)を形成し、前記突起(60、121)との接触に伴い前記基端方向通路狭隘部(112a、152a、210a)の幅を広げるように弾性変形することにより、前記カム構造(66、120)の前記穿刺位置(94、106、134、144、214)から前記ロック位置(96、108、136、146、194)への移動を許容する基端方向通路弾性変形部(84、124B、192)と、 前記付勢部材(46)の付勢力により前記突起(60、121)が前記基端方向通路狭隘部(112a、152a、210a)を超えて前記ロック位置(96、108、136、146、194)へ移動する際に、前記カム構造(66、120)との接触により前記内側部材(44、44A)を前記外筒(48、48A〜48C)に対し相対回転させる基端方向通路回転誘導部(74f、126c、196f)と、 前記基端方向通路弾性変形部(84、124B、192)とは前記外筒(48、48A〜48C)の周壁の異なる位置に設けられ、前記ロック位置(96、108、136、146、194)に配置された前記カム構造(66、120)と係合することにより、前記カム構造(66、120)の前記外筒(48、48A〜48C)に対する先端方向への移動を規制する規制部(74g、128f、196d)と、を有し、 前記基端方向通路弾性変形部(84、124B、192)は、前記カム構造(66、120)が前記ロック位置(96、108、136、146、194)から前記基端方向通路狭隘部(112a、152a、210a)に向かって移動する際、前記カム構造(66、120)との接触により前記内側部材(44、44A)の前記外筒(48、48A〜48C)に対する回転を規制する ことを特徴とする保護装置(14、14A〜14C)。
IPC (2件):
A61M 5/32 ,  A61M 5/28
FI (2件):
A61M5/32 510P ,  A61M5/28
Fターム (6件):
4C066BB01 ,  4C066DD08 ,  4C066EE06 ,  4C066FF05 ,  4C066LL21 ,  4C066NN07

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