特許

J-GLOBAL ID：201703015142507574

リグニン凝集剤、その製造方法およびそれを使用するリグニン回収方法

発明者： 松下 泰幸 ,  青木 弾 ,  福島 和彦 ,  山田 竜彦 ,  高橋 史帆
出願人/特許権者： 国立研究開発法人森林研究・整備機構 ,  国立大学法人名古屋大学
代理人 (1件)： 特許業務法人 津国
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-080236
公開番号（公開出願番号）：特開2017-189741
出願日： 2016年04月13日
公開日（公表日）： 2017年10月19日
要約：

【課題】リグニン製造方法における、より効率的なリグニン凝集剤及びリグニン回収方法の提供。【解決手段】リグニン部位とカチオン化剤部位とを必須とするカチオン化リグニンを含むリグニン凝集剤であって、該リグニンがリグノセルロースをポリエチレングリコール、ジエチレングリコール、エチレングリコール、グリセリン及びポリグリセリンから選択される少なくとも1種の蒸解溶媒で加溶媒分解することにより得られたリグニン誘導体、リグノセルロースの酵素糖化により得られたエンザイムリグニン、又はリグノルロースをアルカリ蒸解することにより得られたアルカリリグニンであり、該カチオン化剤が、グリシジルトリメチルアンモニウムクロライドであるリグニン凝集剤を提供する。またその製造方法とリグニンの回収方法も提供する。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

リグニン部位とカチオン化剤部位とを必須とするカチオン化リグニンを含むリグニン凝集剤。

IPC (4件)：

B01D 21/01 ,  C07G 1/00 ,  C02F 1/56 ,  C08H 7/00

FI (4件)：

B01D21/01 107A ,  C07G1/00 ,  C02F1/56 Z ,  C08H7/00

Fターム (20件)：

4D015BA01 ,  4D015BA10 ,  4D015BA19 ,  4D015BB05 ,  4D015CA20 ,  4D015DB36 ,  4D015DC02 ,  4D015EA13 ,  4D015EA16 ,  4H055AA01 ,  4H055AA02 ,  4H055AA03 ,  4H055AB40 ,  4H055AB90 ,  4H055AB99 ,  4H055AC12 ,  4H055AC13 ,  4H055AC50 ,  4H055AD15 ,  4H055CA60

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭50-105577
  
• 特開平1-036623
  
• カチオン性リグニン物質及びその用途
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-026178   出願人：木質新素材技術研究組合