特許
J-GLOBAL ID:201703015189319555

二重偏心弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人コスモス特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-115974
公開番号(公開出願番号):特開2017-219162
出願日: 2016年06月10日
公開日(公表日): 2017年12月14日
要約:
【課題】全閉時に弁体を弁座から浮き上がらせる力が弁体に作用しても、弁体と弁座との間を封止して、弁体と弁座との間からの流体の漏れを防止すること。【解決手段】二重偏心弁を含むEGR弁は、弁座38を含む弁座アッシイ35、弁体39、回転軸40及び流路36を備える。流路36は、弁座アッシイ35を境に上流側流路36Aと下流側流路36Bに分かれ、上流側流路36Aに弁体39が配置される。弁体39は、回転軸40の軸線L1から弁体39の軸線L2が伸びる方向と平行に伸びる仮想面V1を境とする第1の側部39Aと第2の側部39Bを含む。弁座38、弾性部材71、基部材72及び圧力空間76により弁座アッシイ35が構成される。弁座38は、弾性部材71及び基部材72を介して流路36に支持される。弁座38、弾性部材71及び基部材72により囲まれる圧力空間76が、下流側流路36Bに連通可能に構成される。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
弁孔と前記弁孔に形成された環状のシート面を含む弁座と、 円板状をなし、前記シート面に対応する環状のシール面が外周に形成された弁体と、 流体が流れる流路を含むハウジングと、 前記弁座と前記弁体が前記流路に配置されることと、 前記流路は、前記弁座を境として上流側流路と下流側流路に分かれ、前記上流側流路に前記弁体が配置されることと、 前記弁体を回動させるための回転軸と、 前記回転軸を前記ハウジングにて回転可能に支持するための軸受と、 前記回転軸の軸線が前記弁体の前記シール面から離れて配置されると共に、前記弁体の軸線から離れて配置されることと、 前記弁体は、前記回転軸の軸線から前記弁体の軸線が伸びる方向と平行に伸びる仮想面を境とする第1の側部と第2の側部を含み、前記弁体が前記弁座に着座した全閉状態から開弁方向へ回動するときに、前記第1の側部が前記下流側流路へ向けて回動し、前記第2の側部が前記上流側流路へ向けて回動することと を備えた二重偏心弁において、 前記弁座が、弾性部材を介して流路に支持されることと、 前記弁座と前記弾性部材との間に形成され、圧力が作用する圧力空間と、 前記圧力空間が、前記下流側流路に連通可能に構成されることと を備えたことを特徴とする二重偏心弁。
IPC (2件):
F16K 1/228 ,  F16K 1/226
FI (2件):
F16K1/228 ,  F16K1/226 L
Fターム (6件):
3G062EC01 ,  3G062GA14 ,  3H052AA02 ,  3H052BA02 ,  3H052CB13 ,  3H052EA14

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