特許
J-GLOBAL ID:201703015268042186

海藻からアルギン酸を抽出する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人共生国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-103837
公開番号(公開出願番号):特開2017-210534
出願日: 2016年05月25日
公開日(公表日): 2017年11月30日
要約:
【課題】大量の水分を含む海藻から、マイクロ波を用いた加熱分解の原料として用いるアルギン酸の製造方法。【解決手段】海藻を水洗して塩分を除去し、マイクロ波照射装置及び撹拌装置を備える反応槽に供給し、pH9〜11水酸化ナトリウムを加える海藻供給段階と、反応槽を撹拌しながら、マイクロ波を照射して、海藻の細胞膜を破壊して反応水を確保するマイクロ波照射破壊段階と、マイクロ波照射して反応槽を80°C以上反応液の沸点未満で0.5〜5時間加熱して加水分解する段階と、膨潤した海藻を摩砕したものに炭酸ナトリウムを加えて反応槽に装填し、アルギン酸ナトリウムを溶出するアルギン酸分離段階と、反応槽にカルシウム塩を加えて、炭酸カルシウムとアルギン酸カルシウムを析出させ、分離するアルギン酸カルシウム分離段階と、固体と反応液水分を分離する固液分離段階をこの順次に有することを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
海藻を水洗して塩分を除去し、マイクロ波照射装置及び撹拌装置を備える反応槽に供給し、海藻が含有する水分がpH9乃至11になる量の水酸化ナトリウムを加える海藻供給段階と、 前記反応槽を撹拌しながら、マイクロ波を照射して海藻の細胞内に存在する水分を沸点以上に加熱して、前記海藻の3乃至30重量%の細胞膜を破壊するするマイクロ波照射破壊段階と、 前記反応槽を80°C以上反応液の沸点未満で0.5乃至5時間加熱する加水分解段階と、 前記反応槽に炭酸ナトリウムを加えてアルギン酸ナトリウムを溶出させるアルギン酸分離段階と 前記反応槽にカルシウム塩を加えてアルギン酸カルシウムを析出させ、分離するアルギン酸カルシウム分離段階と、 前記反応後に、固体と反応液水分を固液分離する固液分離段階と、 をこの順次に有することを特徴とする海藻からアルギン酸を抽出する方法。
IPC (1件):
C08B 37/04
FI (1件):
C08B37/04
Fターム (17件):
4C090AA04 ,  4C090BA72 ,  4C090BB02 ,  4C090BB23 ,  4C090BB36 ,  4C090BB52 ,  4C090BC04 ,  4C090BC06 ,  4C090CA04 ,  4C090CA15 ,  4C090CA18 ,  4C090CA23 ,  4C090CA26 ,  4C090CA31 ,  4C090CA33 ,  4C090CA34 ,  4C090DA31

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