特許
J-GLOBAL ID:201703015457158624

画像復号装置、画像復号方法、画像復号プログラム、受信装置、受信方法及び受信プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 賢樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-155333
公開番号(公開出願番号):特開2016-220234
出願日: 2016年08月08日
公開日(公表日): 2016年12月22日
要約:
【課題】階層符号化を使用する画像符号化方式において、符号化情報をより一層圧縮し、全体の符号量を削減する。【解決手段】スケーラブル符号化を用いて各階層のピクチャを分割したブロック単位で動きベクトルを用いて画像が符号化された符号化ビット列を復号する画像復号装置において、予測動きベクトル候補生成部241は、拡張階層における復号対象の予測ブロックと同一ピクチャ内の復号対象の予測ブロックと近接する復号済みの予測ブロックの動きベクトルから、予測動きベクトルの候補を導出し、復号対象の予測ブロックよりも下位階層の復号済みのピクチャにおける予測ブロックの動きベクトルから、予測動きベクトルの候補を導出する。予測動きベクトル選択部245は、復号されたフラグに基づいて、導出された予測動きベクトルの候補から、復号対象の予測ブロックの予測動きベクトルとなる予測動きベクトルの候補を選択する。【選択図】図34
請求項(抜粋):
画像を階層的に符号化するスケーラブル符号化を用いて、各階層のピクチャを分割したブロック単位でインター予測を用いて前記画像が符号化された符号化ビット列を復号する画像復号装置であって、 インター予測情報の候補を導出し選択するモードどうかを示す第1のフラグを復号する第1のフラグ復号部と、 前記第1のフラグがインター予測情報の候補を導出し選択するモードを示す場合において、拡張階層における復号対象の予測ブロックのインター予測情報として選択すべきインター予測情報の候補を示すインデックスを復号するインデックス復号部と、 前記復号対象の予測ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象の予測ブロックに近接する復号済みの予測ブロックのインター予測情報から、インター予測情報の候補を導出する第1の予測情報導出部と、 前記復号対象の予測ブロックよりも下位階層の復号済みのピクチャにおける予測ブロックのインター予測情報から、インター予測情報の候補を導出するモードと、前記復号対象の予測ブロックと同一階層内で時間的に異なる復号済みのピクチャにおける予測ブロックのインター予測情報から、インター予測情報の候補を導出するモードとをスライス単位、ツリーブロック単位、符号化ブロック単位、または予測ブロック単位で切り替えて、インター予測情報の候補を導出する第2の予測情報導出部と、 復号された前記インデックスに基づいて、導出されたインター予測情報の候補から、前記復号対象の予測ブロックのインター予測情報となるインター予測情報の候補を選択する予測情報選択部と、 前記第1のフラグがインター予測情報の候補を導出し選択するモードを示さない場合において、拡張階層における復号対象の予測ブロックの予測動きベクトルとして選択すべき予測動きベクトルの候補を示す第2のフラグを復号する第2のフラグ復号部と、 前記復号対象の予測ブロックと同一ピクチャ内の前記復号対象の予測ブロックと左側に近接する復号済みの予測ブロックグループの動きベクトルおよび上側に近接する復号済みの予測ブロックグループの動きベクトルから、第1の予測動きベクトルおよび第2の予測動きベクトルの候補を導出する第1の予測動きベクトル候補導出部と、 前記復号対象の予測ブロックよりも下位階層の復号済みのピクチャにおける予測ブロックの動きベクトルから、予測動きベクトルの候補を導出するモードと、前記復号対象の予測ブロックと同一階層内で時間的に異なる復号済みのピクチャにおける予測ブロックの動きベクトルから、予測動きベクトルの候補を導出するモードとをシーケンス単位、ピクチャ単位、スライス単位、ツリーブロック単位、符号化ブロック単位、または予測ブロック単位で切り替えて、第3の予測動きベクトルの候補を導出する第2の予測動きベクトル候補導出部と、 前記第2のフラグに基づいて、前記第1、第2及び第3の予測動きベクトルの候補から1つの予測動きベクトル候補を選択し、差分動きベクトルを加算して前記復号対象の予測ブロックの動きベクトルとする予測動きベクトル候補選択部とを備え、 前記第1のフラグがインター予測情報の候補を導出し選択するモードを示す場合、前記インデックス復号部、前記第1の予測情報導出部、前記第2の予測情報導出部、および前記予測情報選択部が使用され、 前記第1のフラグがインター予測情報の候補を導出し選択するモードを示さない場合、前記第2のフラグ復号部、前記第1の予測動きベクトル候補導出部、前記第2の予測動きベクトル候補導出部、および前記予測動きベクトル候補選択部が使用されることを特徴とする画像復号装置。
IPC (3件):
H04N 19/52 ,  H04N 19/33 ,  H04N 19/46
FI (3件):
H04N19/52 ,  H04N19/33 ,  H04N19/46
Fターム (10件):
5C159MA05 ,  5C159MA17 ,  5C159MA32 ,  5C159NN11 ,  5C159PP04 ,  5C159RC12 ,  5C159RC16 ,  5C159RC38 ,  5C159UA02 ,  5C159UA05

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