特許
J-GLOBAL ID:201703015479395891

クロマトグラフ質量分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人京都国際特許事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013078515
公開番号(公開出願番号):WO2015-059760
出願日: 2013年10月22日
公開日(公表日): 2015年04月30日
要約:
本発明のクロマトグラフ質量分析装置では、最適ガス圧探索制御部(42)は、コリジョンガス圧を変化させつつ目的化合物に対するMRM測定を実行し、その測定結果に基づいて最大の信号強度を与える最適コリジョンガス圧を調べて化合物毎に化合物対応情報記憶部(43)に格納しておく。多成分一斉分析の実行時に目的化合物が指定されると、制御シーケンス決定部(44)は前記記憶部(43)から指定された化合物に対する最適コリジョンガス圧と保持時間の情報を読み出し、各化合物が溶出するタイミングでコリジョンセル(31)内のガス圧が最適ガス圧になるような制御シーケンスを作成し、制御シーケンス記憶部(45)に格納する。 本発明によると、作成された制御シーケンスに従ってガス圧を制御しつつ、試料に対する測定を実行することで、いずれの化合物も高い感度で検出することができる。 本発明は、LC/MS/MSや、GC/MS/MSに適用可能である。
請求項(抜粋):
試料中の化合物を分離するクロマトグラフと、該クロマトグラフで分離された試料中の化合物由来のイオンの中で特定の質量電荷比を有するイオンをコリジョンセル内でコリジョンガスと衝突させることで解離させ、それにより生成されたプロダクトイオンを検出する質量分析計と、を具備するクロマトグラフ質量分析装置において、 a)前記コリジョンセル内にコリジョンガスを供給するガス供給部と、 b)化合物毎に保持時間情報と最適コリジョンガス圧情報とを記憶しておく化合物情報記憶部と、 c)測定対象として設定された目的化合物に対する保持時間情報及び最適コリジョンガス圧情報を前記化合物情報記憶部から取得し、該情報に基づいて、目的化合物が前記クロマトグラフから前記質量分析計に導入されるタイミングに応じてコリジョンガス圧を調整するように前記ガス供給部を制御する分析制御部と、 を備えることを特徴とするクロマトグラフ質量分析装置。
IPC (3件):
G01N 27/62 ,  H01J 49/26 ,  H01J 49/42
FI (4件):
G01N27/62 X ,  H01J49/26 ,  H01J49/42 ,  G01N27/62 C
Fターム (13件):
2G041CA01 ,  2G041DA05 ,  2G041EA04 ,  2G041EA06 ,  2G041GA03 ,  2G041GA09 ,  2G041GA24 ,  2G041HA01 ,  2G041KA01 ,  5C038HH26 ,  5C038HH30 ,  5C038JJ07 ,  5C038JJ13

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