特許
J-GLOBAL ID:201703015524678336

管渠内ライニング管の支保工装置及び支保工の施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 仁士
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-000533
特許番号:特許第6078178号
出願日: 2016年01月05日
要約:
【課題】 管渠における更生用の矩形断面状のライニング管の支保工において、ライニング管への内接を図り、その組立てが容易である支保工装置を提供する。 【解決手段】 管渠Pとライニング管Rとの間隙に注入されるセメントミルクMの充填圧に対抗する方形状のフレーム体と該フレーム体内に鉛直に組み込まれる高さ調整支柱2とからなる支保工装置Sであって、フレーム体は四周方向に多分割され、対接するフランジ部間に分割体の間隔を調整する伸長機構が配される。高さ調整支柱は、伸縮可能な柱部を主体とし、フレーム体の天井部と下底部とに固定され、その剛性により鉛直方向の荷重を支持する。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 地下埋設管渠の内面に、裏込め充填材の充填空間を存して設置される実質的に方形状の断面をなすライニング管において、該ライニング管の内面に密接して設置され、該地下埋設管渠と該ライニング管との間隙に注入される裏込め充填材の充填圧に対抗する支保工装置であって、 下記フレーム体(i)と下記高さ調整支柱(ii)とからなることを特徴とする管渠内ライニング管の支保工装置。 (i) 剛性を有し、ライニング管の管軸方向に所定長さを有する薄肉の板体を主体とし、前記ライニング管の内面に沿って密接して配され、実質的に方形状をなすフレーム体。 前記フレーム体は、当該方形状の各部分を構成する以下の複数の分割パネルからなり、 a)前記ライニング管の下底部に配される単一の下面分割パネル、 b)前記下面分割パネルの幅方向の両端に取り付けられ、ライニング管の底辺部と側面部とにわたって配される2つの下部分割パネル、 c)前記下部分割パネルの両方の上端に取り付けられ、ライニング管の側面部及び天井部にわたって配される2つの上部分割パネル、 d)前記上部分割パネルの両端に介装され、該ライニング管の天井部に配される単一の上面分割パネル、 前記各分割パネルの相対峙する相互間にジャッキ作用をもって伸長し、かつ伸長状態を固定保持する伸長機構が介装されてなる。 (ii) 前記フレーム体の内部において、該ライニング管の幅方向に対称位置を保って配される高さ調整支柱。 前記高さ調整支柱は、鉛直方向の荷重を支持する剛性の柱部を主体とし、上端において前記フレーム体の天井部に取外し可能に固着係合する受座を有し、下端において前記フレーム体の底面部に取外し可能に固定状態で着座し、前記柱部は高さ方向に伸縮可能とされてなる。
IPC (2件):
E03F 7/00 ( 200 6.01) ,  F16L 1/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
E03F 7/00 ,  F16L 1/00 P

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