特許

J-GLOBAL ID：201703015764730580

シームループを有する抄紙用フェルト用基布およびその製造方法

発明者： 荻原 泰之
出願人/特許権者： イチカワ株式会社
代理人 (1件)： 葛和 清司
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-008901
公開番号（公開出願番号）：特開2017-128824
出願日： 2016年01月20日
公開日（公表日）： 2017年07月27日
要約：

【課題】シームループのMD糸材に損傷がない抄紙用フェルト用基布およびその製造方法を提供する。【解決手段】フェルト走行方向(MD方向)のMD糸材およびフェルト横断方向(CD方向)のCD糸材からなり、MD糸材によりシームループが形成された抄紙用フェルト用基布であって、シームループが、CD糸材除去禁止部位を有するシームループ領域を含む織布のCD糸材除去禁止部位以外の部位からCD糸材を除去し、CD糸材除去禁止部位のCD糸材およびCD糸材除去禁止部位とCD糸材が除去された部位との間のCD糸材を、CD糸材が除去された部位方向に移動することによって得られ、CD糸材が除去された部位のMD糸材の強度が、CD糸材除去禁止部位のMD糸材の強度よりも低い、前記抄紙用フェルト用基布。【選択図】図5

請求項（抜粋）：

フェルト走行方向(MD方向)のMD糸材およびフェルト横断方向(CD方向)のCD糸材からなり、MD糸材によりシームループが形成された抄紙用フェルト用基布であって、シームループが、CD糸材除去禁止部位を有するシームループ領域を含む織布のCD糸材除去禁止部位以外の部位からCD糸材を除去し、CD糸材除去禁止部位のCD糸材およびCD糸材除去禁止部位とCD糸材が除去された部位との間のCD糸材を、CD糸材が除去された部位方向に移動することによって得られ、CD糸材が除去された部位のMD糸材の強度が、CD糸材除去禁止部位のMD糸材の強度よりも低い、前記抄紙用フェルト用基布。

IPC (2件)：

D21F 7/10 ,  D06H 7/14

FI (2件)：

D21F7/10 ,  D06H7/14

Fターム (7件)：

3B154AB20 ,  3B154AB27 ,  3B154BA47 ,  3B154BB54 ,  3B154CA33 ,  3B154DA24 ,  4L055CE42

引用特許：

審査官引用 (5件)

• 抄紙機のためのベルト及びベルトを形成する方法
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2010-547970   出願人：フォイトパテントゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
• 特開昭61-146897
  
• 継ぎ合わせ抄紙機の布の改良
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2002-537962   出願人：アルバニーインターナショナルコーポレイション
• 特許第8353252号
  
• 特開平1-306696