特許
J-GLOBAL ID:201703015938294297

熱流束センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-113811
公開番号(公開出願番号):特開2017-219418
出願日: 2016年06月07日
公開日(公表日): 2017年12月14日
要約:
【課題】熱流束センサの出力に対する磁束変化の影響を小さく抑える。【解決手段】絶縁基材12の第1領域A1に第1導体部30aが形成され、絶縁基材12の第2領域A2に第2導体部30bが形成される。第1導体部30aと第2導体部30bのそれぞれは、複数の第1導体パターン18および複数の第2導体パターン20によって第1熱電部材14と第2熱電部材16とが交互に直列接続された構造を含む。絶縁基材12の厚さ方向から見た第1導体部30aと第2導体部30bのそれぞれの形状は、渦巻き状である。第1導体部30aに囲まれる領域R1と第2導体部30bに囲まれる領域R2とにおいて、絶縁基材12の厚さ方向で通過する磁束が一様に変化するとき、第1導体部30aと第2導体部30bのそれぞれに発生する誘導起電力の極性が逆向きとなる状態で、第1導体部30aと第2導体部30bとが直列接続されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱流束を検出する熱流束センサであって、 一面(121)とその反対側の他面(122)とを有する絶縁基材(12)と、 前記絶縁基材に形成された複数の第1貫通孔(123)に配置され、熱電材料で構成された複数の第1熱電部材(14)と、 前記絶縁基材に前記第1貫通孔とは別に形成された複数の第2貫通孔(124)に配置され、前記第1熱電部材と異なる熱電材料で構成された複数の第2熱電部材(16)と、 前記一面に配置され、前記第1熱電部材と前記第2熱電部材とを接続する複数の第1導体パターン(18)と、 前記他面に配置され、前記第1熱電部材と前記第2熱電部材とを接続する複数の第2導体パターン(20)とを備え、 前記絶縁基材の第1領域に、前記複数の第1導体パターンおよび前記複数の第2導体パターンによって前記第1熱電部材と前記第2熱電部材とが交互に直列接続された構造を含む第1導体部(30a)が形成されており、 前記絶縁基材のうち前記第1領域とは異なる第2領域に、前記複数の第1導体パターンおよび前記複数の第2導体パターンによって前記第1熱電部材と前記第2熱電部材とが交互に直列接続された構造を含む第2導体部(30b)が形成されており、 前記絶縁基材の厚さ方向から見た前記第1導体部の形状は、C字状、環状または渦巻き状であり、 前記絶縁基材の厚さ方向から見た前記第2導体部の形状は、C字状、環状または渦巻き状であり、 前記第1導体部に囲まれる領域(R1)と前記第2導体部に囲まれる領域(R2)とにおいて、前記絶縁基材の厚さ方向で通過する磁束が一様に変化するとき、前記第1導体部と前記第2導体部のそれぞれに発生する誘導起電力の極性が逆向きとなる状態で、前記第1導体部と前記第2導体部とが直列接続されている熱流束センサ。
IPC (3件):
G01K 17/00 ,  G01K 7/02 ,  H01L 35/32
FI (3件):
G01K17/00 Z ,  G01K7/02 A ,  H01L35/32 A
Fターム (2件):
2F056KA01 ,  2F056KA03

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