特許
J-GLOBAL ID:201703015997874728

改良された植物形質転換効率についてのベクターおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 田中 光雄 ,  山崎 宏 ,  佐藤 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-226968
公開番号(公開出願番号):特開2017-074051
出願日: 2016年11月22日
公開日(公表日): 2017年04月20日
要約:
【課題】形質転換植物のゲノム中におけるベクター骨格DNAの出現を大いに減少させおよび/または低コピー形質転換事象の頻度を増加させ、商業的可能性を有さない形質転換植物の出現を減少させることができる植物形質転換用ベクターおよび形質転換植物の作出方法の提供。【解決手段】i)少なくとも1つのT-DNAボーダー領域と、ii)該ボーダー領域に隣接する少なくとも1つの異種トランスジーンと、iii)細菌選択マーカーに対するコード領域と、iv)植物細胞形質転換細菌中において低コピー数の該DNA構築物を維持するための複製起点のシスおよび/またはトランスエレメントと、を含む、DNA構築物、及びそれを用いた形質転換植物の作出方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
植物細胞を形質転換するための方法であって、 複数の植物細胞を該植物細胞の形質転換にコンピーテントな細菌細胞と接触させ、ここに該細菌細胞は: i)少なくとも1つのT-DNAボーダー領域; ii)該ボーダー領域に隣接する少なくとも1つの異種トランスジーン; iii)細菌選択マーカーに対するコード領域;および iv)repABC複製起点のシスおよび/またはトランスエレメントを含む、DNAの少なくとも1つのセグメント を含むDNA構築物を含み;ついで 該DNA構築物からの少なくとも1つの異種トランスジーンの存在および該DNA構築物からのベクター骨格DNAの不存在に基づいて形質転換植物細胞を選択する ことを含み、 ここに、該DNAの少なくとも1つのセグメントが、配列番号:32、配列番号:33、配列番号:34、配列番号:35および配列番号:36よりなる群から選択される配列に対して少なくとも90%の同一性を有する配列を含む、該方法。
IPC (3件):
C12N 15/09 ,  A01H 1/00 ,  C12N 5/10
FI (3件):
C12N15/00 A ,  A01H1/00 A ,  C12N5/10
Fターム (9件):
2B030AA02 ,  2B030AB03 ,  2B030CA11 ,  2B030CB02 ,  2B030CD14 ,  4B065AA88X ,  4B065AB01 ,  4B065BA02 ,  4B065CA47
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Plasmid, 2002年, 第48巻, 104-116ページ
審査官引用 (2件)
  • Plasmid, 2002年, 第48巻, 104-116ページ
  • Plasmid, 2002年, 第48巻, 104-116ページ

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