特許
J-GLOBAL ID:201703016099993792

ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-158378
公開番号(公開出願番号):特開2016-212119
特許番号:特許第6169763号
出願日: 2016年08月12日
公開日(公表日): 2016年12月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】 酸素を含むガス(G)における、特定ガス成分の濃度を測定するガスセンサ(1)であって、 酸素イオン伝導性を有する板状の固体電解質体(2)と、 該固体電解質体(2)の第1主面(201)の側に形成されて上記ガス(G)が導入されるガス室(101)と、 上記固体電解質体(2)の第2主面(202)の側に形成されて基準ガス(A)が導入される基準ガス室(102)と、 上記固体電解質体(2)の上記第1主面(201)に設けられたポンプ電極(21)と、 上記固体電解質体(2)の上記第1主面(201)に設けられ、上記ポンプ電極(21)が設けられた位置よりも上記ガス(G)の流れ方向(F)の下流側に位置するモニタ電極(22)と、 上記固体電解質体(2)の上記第1主面(201)に設けられ、上記モニタ電極(22)が設けられた位置に対して、上記流れ方向(F)に垂直な方向に並ぶセンサ電極(23)と、 上記固体電解質体(2)の上記第2主面(202)に設けられた基準電極(24)と、 上記ガス室(101)又は上記基準ガス室(102)を介して上記固体電解質体(2)に対向して配置され、該固体電解質体(2)を加熱するヒータ(6)と、を備え、 上記ポンプ電極(21)と上記基準電極(24)と上記固体電解質体(2)の一部とによって、上記ポンプ電極(21)と上記基準電極(24)との間に電圧が印加されることにより、上記ガス室(101)における上記ガス(G)中の酸素濃度を調整するポンプセル(41)が形成されており、 上記モニタ電極(22)と上記基準電極(24)と上記固体電解質体(2)の一部とによって、上記モニタ電極(22)と上記基準電極(24)との間に流れる酸素イオン電流に基づいて上記ガス室(101)における酸素濃度を検出するモニタセル(42)が形成されており、 上記センサ電極(23)と上記基準電極(24)と上記固体電解質体(2)の一部とによって、上記センサ電極(23)と上記基準電極(24)との間に流れる酸素イオン電流に基づいて上記ガス室(101)における上記特定ガス成分の濃度を検出するためのセンサセル(43)が形成されており、 該センサセル(43)によって検出される酸素イオン電流から、上記モニタセル(42)によって検出される酸素イオン電流が差し引かれることにより、上記特定ガス成分の濃度が検出されるよう構成されており、 上記ポンプ電極(21)、上記モニタ電極(22)及び上記センサ電極(23)が上記固体電解質体(2)に設けられた位置において、上記流れ方向(F)に直交する幅方向(W)における、上記ガス室(101)の空間幅(W0)が一定であり、 上記ヒータ(6)における通電体(62)の発熱部(622)の少なくとも一部は、上記流れ方向(F)及び上記幅方向(W)に直交する厚み方向(T)において、上記ポンプ電極(21)、上記モニタ電極(22)及び上記センサ電極(23)に重なる位置に設けられており、 上記流れ方向(F)において、上記ポンプ電極(21)の下流側端面から上記モニタ電極(22)の上流側端面までの距離(B1)と、上記ポンプ電極(21)の下流側端面から上記センサ電極(23)の上流側端面までの距離(B2)とは、同じであり、 上記発熱部(622)の発熱中心は、上記ポンプ電極(21)、上記モニタ電極(22)及び上記センサ電極(23)が設けられた上記固体電解質体(2)の平面領域の全体における上記流れ方向(F)の中心に対して、上記ポンプ電極(21)側に偏っている、ガスセンサ。
IPC (1件):
G01N 27/416 ( 200 6.01)
FI (1件):
G01N 27/416 331

前のページに戻る