特許
J-GLOBAL ID:201703016206844061

フリータイプ双方向クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小野 尚純 ,  飯田 隆 ,  奥貫 佐知子 ,  鹿角 剛二 ,  小嶋 俊之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-036619
公開番号(公開出願番号):特開2017-155752
出願日: 2016年02月29日
公開日(公表日): 2017年09月07日
要約:
【課題】出力軸側に比較的高い負荷がかかっている状態であっても、入力軸から出力軸に回転トルクを伝達することができるフリータイプ双方向クラッチを提供すること。【解決手段】ハウジング1内に、回転軸oを中心として回転可能な入力軸2及び出力軸3を設置すると共に、出力軸3に設けられた偏心部32に嵌め込まれて回転軸oの周りを公転する作動子4を設置する。作動子4には、出力軸3の偏心部32に嵌り合う円形穴43を形成するとともに、軸方向に延びる断面が環状の筒壁部42を設ける。入力軸2には、回転軸oを取り巻く環状の溝部25を形成し、作動子4の筒壁部42が入力軸2の溝部25に入り込む。そして、作動子4と入力軸2とは、筒壁部42の外周面と溝部25の外周面とが第1当接部P1で当接するとともに、第1当接部P1と回転軸oを挟んで対向する位置の第2当接部P2で、筒壁部42の内周面と溝部25の内周面とが当接する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転不能のハウジング、前記ハウジング内で共通の回転軸を中心として回転可能な入力軸及び出力軸を備え、前記入力軸からの正・逆方向の回転は前記出力軸に伝達されるとともに、前記出力軸からの前記入力軸への回転の伝達は、前記出力軸が空転して遮断されるフリータイプ双方向クラッチであって、 前記ハウジングの内部には、前記出力軸に設けられた断面円形の偏心部に嵌め込まれて前記回転軸の周りを公転する作動子が設置され、 前記作動子には、前記偏心部に嵌り合う円形穴が形成されるとともに、軸方向に延びる断面が環状の筒壁部が設けられ、 前記入力軸には、前記回転軸を取り巻く環状の溝部が形成され、前記作動子の筒壁部が前記入力軸の溝部に入り込んでおり、 前記作動子と前記入力軸とは、前記筒壁部の外周面と前記溝部の外周面とが第1当接部で当接するとともに、前記第1当接部と前記回転軸を挟んで対向する位置の第2当接部で、前記筒壁部の内周面と前記溝部の内周面とが当接している、ことを特徴とするフリータイプ双方向クラッチ。
IPC (2件):
F16D 41/02 ,  F16D 41/08
FI (2件):
F16D41/02 Z ,  F16D41/08 Z

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