特許

J-GLOBAL ID：201703016207840230

吸着式冷凍機

発明者： 田中 攻明
出願人/特許権者： 株式会社デンソー
代理人 (1件)： 特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-030253
公開番号（公開出願番号）：特開2017-146072
出願日： 2016年02月19日
公開日（公表日）： 2017年08月24日
要約：

【課題】冷媒の蒸発の促進を図り、少ない冷媒量でも、十分な冷凍能力を確保する吸収式冷凍機を提供する。【解決手段】吸着式冷凍機1の吸着式冷凍機本体2は、冷媒の吸着および脱離を行う吸着剤が設けられた吸着コアを収容する吸着器10A、10Bと、吸着コアから離脱された気相冷媒を冷却して凝縮させる凝縮器30と、液相冷媒を蒸発させて冷凍能力を発揮する蒸発器20とを有する。吸着器10A、10B、凝縮器30、および蒸発器20が配管130〜133で接続されて閉回路を構成する。蒸発器20の蒸発用容器の外壁側には、外部流体Cを流通させる周回流路が設けられている。蒸発器20は、蒸発用容器の内壁において、周回流路内の外部流体Cから吸熱して液相冷媒を蒸発させる。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

冷媒の吸着および脱離を行う吸着剤が設けられた吸着コアを収容する吸着器(10A、10B)と、前記吸着コアから離脱された気相冷媒を冷却して凝縮させる凝縮器(30)と、前記凝縮器で凝縮された液相冷媒を蒸発させて冷凍能力を発揮する蒸発器(20)とを有し、前記吸着器、前記凝縮器、および前記蒸発器が配管(130、131、132、133)で接続されて閉回路を構成する吸着式冷凍機本体(2)を備える吸着式冷凍機において、 前記吸着式冷凍機本体には、前記吸着コアに設けられた吸着材の吸着容量分以下の冷媒が充填され、 前記凝縮器は、前記吸着コアから離脱された気相冷媒を凝縮用容器(33)内で凝縮させるように構成されており、 前記蒸発器は、前記凝縮用容器内で凝縮された液相冷媒を蒸発用容器(25)の内壁で蒸発させるように構成されている吸着式冷凍機。

IPC (1件)：

F25B 17/08

FI (1件)：

F25B17/08 A

Fターム (3件)：

3L093AA01 ,  3L093MM02 ,  3L093NN04