特許
J-GLOBAL ID:201703016212598323
メタンハイドレートの移送
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-023570
公開番号(公開出願番号):特開2017-141593
出願日: 2016年02月10日
公開日(公表日): 2017年08月17日
要約:
【課題】海底に存在する表層及び堆積物中に存在するメタンハイドレートを効率よく海上へ輸送する方法を提供する。【解決手段】メタンハイドレートの特質を生かしながら輸送カプセル装置を用いて、海上あるいはメタンガスのパイプ移送が可能な海面下1〜3百メートルのステージまで輸送して、輸送カプセル装置の内圧・温度をコントロールしてガス化したメタンガスを海上の積出装置へ移送する輸送カプセル装置・メタンハイドレート輸送システム。【選択図】図3
請求項(抜粋):
海底で採掘・破砕され粒状化したメタンハイドレートをカプセル容器に導入し、ガス分解を起こさない状態を維持して海上のメタンガス貯蔵積出し装置へ輸送し、
該カプセル容器内でガス化させたメタンガスを前記メタンガス貯蔵積出し装置へ移送する輸送カプセル装置で、該輸送カプセル装置は、高耐内圧と断熱性を有し、粒状化したメタンハイドレート及び海水を導入する導入口、海水を排出する排水口及び、ガス分解したメタンガスをメタンガス貯蔵積出し装置へ移送するメタンガス排出口で構成され、
該輸送カプセル装置は、海底で採掘・粉砕されたメタンハイドレートを導入後、前記導入口および前記排水口を解放した状態にして、メタンハイドレートが分解する圧力・温度の限界領域まで海中を上昇させ、前記導入口および排水口を密閉し、圧力・温度を保持した状態で、該輸送カプセル装置と海中の圧力差が該輸送カプセル装置の耐内圧に収まる領域まで再上昇させ、該領域に設けられたメタンガス貯蔵積出し装置または該メタンガス貯蔵積出し装置から垂下されたメタンガス移送パイプ装置にメタンガス排出口を接続して、
該輸送カプセル装置内の圧力や海水温を調整してメタンハイドレートをメタンガスと水に分解し、該メタンガスを前記メタンガス貯蔵積出し装置へ移送することを特徴とする輸送カプセル装置・メタンハイドレート輸送システム。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (1件):
引用特許:
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