特許
J-GLOBAL ID:201703016221480084

定電圧電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安孫子 勉
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-145925
公開番号(公開出願番号):特開2014-010563
特許番号:特許第6042117号
出願日: 2012年06月28日
公開日(公表日): 2014年01月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】基準電圧と、出力電圧に対応した帰還電圧との差を出力するよう構成されてなる第1の増幅器と、 前記第1の増幅器の出力電圧を増幅、出力する第1のドライバー段と、 当該第1のドライバー段により駆動されるパワートランジスタ及び当該パワートランジスタに直列接続された分圧抵抗器を有してなる出力段と、を具備し、 前記分圧抵抗器により分圧された出力電圧が前記帰還電圧として前記第1の増幅器へ帰還されて、出力電圧の定電圧化が可能に構成されてなる定電圧電源回路において、 前記パワートランジスタの出力電流を検出する電流検出回路と、 前記電流検出回路により検出された電流に応じて、前記基準電圧を可変可能に構成されてなる可変基準電圧回路とを具備し、 前記可変基準電圧回路は、 固定基準電圧源と、第1及び第2の電圧シフタ回路と、第1及び第2のカレントミラーと、第2の増幅器とを具備してなり、 前記第1の電圧シフタ回路は、第1の電圧シフタ用抵抗器と第1の電圧シフタ用トランジスタが直列接続されて構成され、前記第1の電圧シフタ用抵抗器の一端が前記第1の増幅器の非反転入力端子に接続される一方、前記第1の電圧シフタ用トランジスタの一端がグランドに接続されてなり、 前記第2の電圧シフタ回路は、第2の電圧シフタ用抵抗器と第2の電圧シフタ用トランジスタが直列接続されて構成され、前記第2の電圧シフタ用抵抗器の一端が前記第1の増幅器の反転入力端子に接続される一方、前記第2の電圧シフタ用トランジスタの一端がグランドに接続されてなり、 前記第1の電圧シフタの入力段には前記固定基準電圧源の出力電圧が印加される一方、 前記第2の電圧シフタの入力段には前記帰還電圧が印加され、 前記第2の増幅器は、前記電流検出回路から出力された検出電流に応じた電圧を電流変換し、前記パワートランジスタの出力電流に応じた電流である対応出力電流を生成すると共に、前記対応出力電流と前記第2の増幅器の出力段のバイアス電流との和である第1のシフタ供給電流を外部へ供給可能とする第1のシフタ供給電流端子と、前記第2の増幅器の出力段のバイアス電流である第2のシフタ供給電流を外部へ供給可能とする第2のシフタ供給電流端子とを具備してなり、 前記第1のシフタ供給電流端子は、前記第1のカレントミラーの入力端子に接続される一方、前記第1のカレントミラーの2つの出力端子は、その一方が前記第1の電圧シフタと前記第1の増幅器との相互の接続点に、他方が前記第2の電圧シフタ用抵抗器と前記第2の電圧シフタ用トランジスタの相互の接続点に、それぞれ接続され、 前記第2のシフタ供給電流端子は、前記第2のカレントミラーの入力端子に接続される一方、前記第2のカレントミラーの2つの出力端子は、その一方が前記第2の電圧シフタと前記第1の増幅器との相互の接続点に、他方が前記第1の電圧シフタ用抵抗器と前記第1の電圧シフタ用トランジスタの相互の接続点に、それぞれ接続され、前記第2の増幅器のバイアス電流の影響を受けることなく前記第1及び第2の電圧シフタのそれぞれの電圧シフト量を制御可能に構成されてなることを特徴とする定電圧電源回路。
IPC (1件):
G05F 1/56 ( 200 6.01)
FI (2件):
G05F 1/56 310 W ,  G05F 1/56 310 E
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 直流安定化電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-357496   出願人:シャープ株式会社
  • 電源制御回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-170779   出願人:オンセミコンダクター・トレーディング・リミテッド

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