特許
J-GLOBAL ID:201703016258377275
捩り振動低減装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡邉 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-032813
公開番号(公開出願番号):特開2017-150555
出願日: 2016年02月24日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
【課題】遊星ローラ機構の各回転要素に作用するスラスト力を低減させることが可能な捩り振動低減装置を提供する。【解決手段】遊星ローラ機構1を備え、サンローラ2およびリングローラ11ならびにキャリヤCのいずれかに入力されたトルクが変動した場合に、トルクの振動幅に応じた角度範囲内でピニオンローラ3がキャリヤCとともに公転する捩り振動低減装置においてピニオンローラ3は軸線方向の一方側から他方側に向けて先細りとなる傾斜面3bを有し、傾斜面3bは、複数のピニオンローラのうち少なくとも一つの第1ピニオンローラ3bの回転軸線に対する傾斜方向と、他の第2ピニオンローラ4bの回転軸線に対する傾斜方向とが反対方向に形成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
サンローラと、前記サンローラと同心円上に配置されたリングローラと、前記サンローラの外周側と前記リングローラの内周側との間に配置され、かつ前記サンローラまたは前記リングローラの円周方向に所定の間隔を空けて配置された複数のピニオンローラと、前記複数のピニオンローラを自転かつ公転可能に保持するキャリヤとを有し、前記ピニオンローラの外周面は前記サンローラの外周面と前記リングローラの内周面との少なくとも一方の面に接触することによりトルク伝達するように構成された遊星ローラ機構を備え、前記サンローラおよび前記リングローラならびに前記キャリヤのいずれかに入力されたトルクが変動した場合に、前記トルクの振動幅に応じた角度範囲内で前記ピニオンローラが前記キャリヤとともに公転する捩り振動低減装置において、
前記ピニオンローラは軸線方向の一方側から他方側に向けて先細りとなる傾斜面を有し、
前記傾斜面は、前記複数のピニオンローラのうち少なくとも一つの第1ピニオンローラの回転軸線に対する傾斜方向と、他の第2ピニオンローラの回転軸線に対する傾斜方向とが反対方向に形成されている
ことを特徴とする捩り振動低減装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16F15/139 D
, F16H13/08 D
Fターム (5件):
3J051AA01
, 3J051BA03
, 3J051BB08
, 3J051BD02
, 3J051ED07
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開昭54-039763
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特開平2-180346
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特許第6406399号
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