特許
J-GLOBAL ID:201703016289943244

通信システムおよび通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 古谷 史旺 ,  大橋 剛之 ,  河田 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-023958
公開番号(公開出願番号):特開2017-143433
出願日: 2016年02月10日
公開日(公表日): 2017年08月17日
要約:
【課題】シングルキャリア変調信号の帯域分割伝送において、PAPR(ピーク対平均電力比)を低減する技術を提供する。【解決手段】送信装置は、変調信号をN個のサブスペクトラムに分割して周波数軸上で分散配置し、周波数帯域が隣接するM個のサブスペクトラム間および複数の時間区間の少なくとも一方で同じ位相シフトを行い、位相シフト後のN個のサブスペクトラムを加算した送信信号の信号電力の時間的な変動量が最小となる信号を選択して送信する。受信装置60は、受信信号から抽出した分散配置後または復元した分散配置前のサブスペクトラムSStg1-SStgNpに対して、位相を補正し加算後に時間領域の信号に変換して受信データを復調する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
送信データを変調する変調部と、 前記変調部が出力する変調信号を周波数領域でN(Nは3以上の整数)個のサブスペクトラムに分割し、P個(Pは2以上の整数)に複製してP個の送信信号候補を生成する分割部と、 前記P個に複製された送信信号候補のそれぞれに対して、前記N個のサブスペクトラムを周波数軸上で分散配置する第1周波数遷移部と、 前記第1周波数遷移部が分散配置前または分散配置後の前記N個のサブスペクトラムに対して、周波数帯域が隣接するM(2≦M≦N-1の整数)個のサブスペクトラム間の位相差が等しくなるように位相シフトを行う処理および複数の時間区間で同じ位相シフトを行う処理の少なくとも一方の処理を行う第1位相部と、 分散配置および位相シフトされた前記N個のサブスペクトラムを加算した送信信号の信号電力の時間的な変動量が最小となる前記送信信号候補の信号を選択して送信する選択部と を有する送信装置と、 受信信号から分散配置されたサブスペクトラムを抽出する抽出部と、 分散配置されたサブスペクトラムを分散配置前の周波数帯域に戻す第2周波数遷移部と、 前記抽出部が抽出した分散配置後または前記第2周波数遷移部が復元した分散配置前のサブスペクトラムに対して、周波数帯域が隣接するM個のサブスペクトラム間の重畳領域における複数の推定位相差および複数の時間区間における複数の推定位相差の少なくとも一方の推定位相差に所定の荷重を掛けて平滑化して位相補正値を算出する位相平滑化部と、 前記位相平滑化部が算出した前記位相補正値により、受信信号から抽出した分散配置後のサブスペクトラムまたは分散配置前に戻したサブスペクトラムの位相を補正する第2位相部と、 前記第2位相部が補正したN個のサブスペクトラムを加算後に時間領域の信号に変換して受信データを復調する復調部と を有する受信装置と を備えることを特徴とする通信システム。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04L 27/01
FI (2件):
H04J11/00 Z ,  H04L27/00 K
Fターム (2件):
5K004AA02 ,  5K004CA13
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-052387   出願人:日本電信電話株式会社
  • 受信装置および受信方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-152632   出願人:日本電信電話株式会社
引用文献:
出願人引用 (2件)
  • 帯域分散伝送におけるSLM方式適用時の位相系推定特性向上の検討
  • 帯域分散伝送方式におけるPAPR低減に関する一検討

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