特許
J-GLOBAL ID:201703016420298058
コートされた複合型リチウムイオン電池用正極活物質及びこれを用いたリチウムイオン電池
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
井澤 洵
, 井澤 幹
, 茂木 康彦
, 三谷 祥子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-010690
公開番号(公開出願番号):特開2017-130411
出願日: 2016年01月22日
公開日(公表日): 2017年07月27日
要約:
【課題】 ラミネート電池の正極活物質として有用な正極活物質の提供【解決手段】 式LiaNibCocAldO2 (a=0.8〜1.2、b=0.7〜0.95、c=0.02〜0.2、d=0.005〜0.1であり、かつ、b+c+d=1である。)で表され、元素M2(M2は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ランタノイド系元素、アクチノイド系元素、及び周期律表第3族〜17族の元素から選択される)含有化合物で被覆されており、高温水酸化ナトリウムに溶出するアルミニウムの量(重量)が正極活物質に含まれる全アルミニウム重量の10%以下であるリチウム金属複合酸化物からなる、リチウムイオン二次電池用の正極活物質。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
以下の一般式(1)で表される組成を有するリチウム金属複合酸化物からなり、
LiaNibCocAldO2 ・・・(1)
(ただしa=0.8〜1.2、b=0.7〜0.95、c=0.02〜0.2、d=0.005〜0.1であり、かつ、b+c+d=1である。)
上記リチウム金属複合化合物はさらに、
元素M2(M2は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ランタノイド系元素、アクチノイド系元素、及び周期律表第3族〜17族の元素から選択される少なくとも1種の元素である。)を含有する化合物で被覆されており、
以下の方法(ア)により測定される高温水酸化ナトリウムに溶出するアルミニウム量(重量)が該リチウム金属複合酸化物に含まれる全アルミニウム重量の10%以下である、
〔方法(ア):12.5gの正極活物質と20.0gの水酸化ナトリウムをニッケル製のるつぼに取る。このるつぼを500°Cに加熱したマッフル炉に設置する。水酸化ナトリウムが十分溶解してから5分後にるつぼをマッフル炉から取り出す。直ちにるつぼの内容物を250mlの純水に分散し攪拌する。上澄み液を誘導結合プラズマ発光分析(ICP分析)により分析することにより、500°Cの水酸化ナトリウムに溶出したアルミニウム元素の重量を測定する。〕
リチウムイオン二次電池用の正極活物質。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (11件):
5H050AA07
, 5H050AA15
, 5H050BA17
, 5H050CA08
, 5H050CB08
, 5H050DA09
, 5H050EA01
, 5H050FA18
, 5H050GA12
, 5H050HA01
, 5H050HA02
引用特許:
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