特許
J-GLOBAL ID:201703016474433295

シリンダヘッドの加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 英樹 ,  高田 守 ,  大西 秀和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-037253
公開番号(公開出願番号):特開2017-155606
出願日: 2016年02月29日
公開日(公表日): 2017年09月07日
要約:
【課題】吸気ポートおよび排気ポートの開口部に摩擦撹拌用工具を用いてバルブシートを形成する場合における加工時間を短縮する。【解決手段】吸気ポート12の開口部は、吸気バルブの傘部30を着座させるためのバルブシート32(改質層)と、バルブシート32よりも上流側に位置する開口部本体34と、から構成される。開口部本体34を図1に示した排気ポート18の開口部側の凹状湾曲部34aと、凹状湾曲部34aの反対側を構成する凸状湾曲部34bとで囲まれる空間として定義した場合に、摩擦撹拌の終了点は、凹状湾曲部34aの壁面ではなく、凸状湾曲部34bの壁面に設けられる。より詳細に、摩擦撹拌の終了点は、凸状湾曲部34bの壁面のうちの空気流れ方向の下流域に設けられる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
吸気ポートおよび排気ポートの開口部に回転する摩擦撹拌用工具のプローブを押し当てて、吸気バルブおよび排気バルブの傘部が着座するバルブシートを作製するエンジンのシリンダヘッドの加工方法であって、 前記吸気ポートの開口部は、前記バルブシートの作製対象領域であるバルブシート面と、前記バルブシート面よりも空気流れ方向の上流側、かつ、前記排気ポートの開口部側に位置する凹状湾曲部の壁面と、前記凹状湾曲部の反対側を構成する凸状湾曲部の壁面と、を備え、 前記凸状湾曲部の壁面のうちの空気流れ方向の下流域において前記摩擦撹拌用工具を引き抜くことで前記バルブシート面の摩擦撹拌を終了することを特徴とするシリンダヘッドの加工方法。
IPC (3件):
F02F 1/24 ,  F02F 1/42 ,  C23C 24/08
FI (5件):
F02F1/24 B ,  F02F1/42 E ,  F02F1/42 H ,  C23C24/08 B ,  C23C24/08 C
Fターム (21件):
3G024AA09 ,  3G024AA11 ,  3G024AA14 ,  3G024AA15 ,  3G024DA06 ,  3G024FA14 ,  3G024GA06 ,  3G024GA10 ,  3G024GA16 ,  3G024HA07 ,  4K044AA06 ,  4K044AB03 ,  4K044BA10 ,  4K044BA18 ,  4K044BB01 ,  4K044BB11 ,  4K044BC01 ,  4K044BC11 ,  4K044CA11 ,  4K044CA23 ,  4K044CA61

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