特許
J-GLOBAL ID:201703016534230348

医療用材料及び癒着防止材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 近藤 利英子 ,  菅野 重慶 ,  岡田 薫 ,  竹山 圭太
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016055654
公開番号(公開出願番号):WO2016-136884
出願日: 2016年02月25日
公開日(公表日): 2016年09月01日
要約:
原料であるポリアニオン性多糖類本来の特性が保持されているとともに、製造時に化学架橋剤を用いる必要がないため安全性が高く、かつ、縫合等が可能な適度な強度を有する医療用材料を提供する。補強材と、補強材の少なくとも一部に侵入して補強材と一体化した膜部分とを備え、膜部分は、第1のポリアニオン性多糖類の水溶性塩を含有する原材料からなる膜前駆部分が、第1の酸無水物を含む処理液で水不溶化処理されて形成されており、補強材は、生体内分解・吸収性の高分子材料からなる不織布若しくは織布、又は第2のポリアニオン性多糖類の水溶性塩を含有する原材料からなる原料成形体が、第2の酸無水物を含む処理液で水不溶化処理されて形成されたスポンジ状担体若しくはフェルト状担体である医療用材料である。
請求項(抜粋):
補強材と、前記補強材の少なくとも一部に侵入して前記補強材と一体化した膜部分とを備え、 前記膜部分は、第1のポリアニオン性多糖類の水溶性塩を含有する原材料からなる膜前駆部分が、第1の酸無水物を含む処理液で水不溶化処理されて形成されており、 前記補強材は、生体内分解・吸収性の高分子材料からなる不織布若しくは織布、又は第2のポリアニオン性多糖類の水溶性塩を含有する原材料からなる原料成形体が、第2の酸無水物を含む処理液で水不溶化処理されて形成されたスポンジ状担体若しくはフェルト状担体である医療用材料。
IPC (4件):
A61L 27/20 ,  A61L 27/56 ,  A61L 27/50 ,  A61L 27/18
FI (4件):
A61L27/20 ,  A61L27/56 ,  A61L27/50 ,  A61L27/18
Fターム (11件):
4C081AB11 ,  4C081BB08 ,  4C081CA171 ,  4C081CD022 ,  4C081CD042 ,  4C081CD082 ,  4C081CE11 ,  4C081DA05 ,  4C081DB03 ,  4C081DB08 ,  4C081DC03

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