特許
J-GLOBAL ID:201703016665980237
車両用動力伝達装置の制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
池田 治幸
, 池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-080677
公開番号(公開出願番号):特開2017-190832
出願日: 2016年04月13日
公開日(公表日): 2017年10月19日
要約:
【課題】摩擦材の温度の推定精度を従来に比較して向上させる車両用動力伝達装置の制御装置を提供する。【解決手段】摩擦材温度推定部84は、ロックアップクラッチ32の第1摩擦板38および第2摩擦板44の発熱量Qhを推定する発熱量推定部84aと、ロックアップクラッチの第1摩擦板38および第2摩擦板44の放熱量Qcを推定する放熱量推定部84bとを備え、放熱量推定部84bは、実際のロックアップクラッチ32の第1摩擦板38および第2摩擦板44の推定温度T0(°C)とロックアップクラッチ32の下流の実際の第1油温T1(°C)との差温ΔT(°C)が大きいほど、かつ、トルクコンバータ20のタービン回転数Ntが大きいほど、放熱量推定部84bで推定される放熱量Qcが大きくなるように推定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の係合要素を係合又は解放することで変速段を形成する変速機、或いは、ロックアップクラッチの係合又は解放により入力部材および出力部材を直結又は解放可能な流体継手を備えた車両用動力伝達装置において、前記係合要素或いは前記ロックアップクラッチの摩擦材の温度を推定する摩擦材温度推定部を備える車両用動力伝達装置の制御装置であって、
前記摩擦材温度推定部は、前記摩擦材の発熱量を推定する発熱量推定部と、前記摩擦材の放熱量を推定する放熱量推定部とを備え、
前記放熱量推定部は、実際の前記摩擦材の推定温度と前記ロックアップクラッチの下流の実際の油温との差温が大きいほど、かつ、前記流体継手のタービン回転数が大きいほど、前記放熱量推定部で推定される放熱量が大きくなるように推定されることを特徴とする車両用動力伝達装置の制御装置。
IPC (2件):
FI (3件):
F16D25/12 D
, F16H61/14 601Z
, F16H61/14 601R
Fターム (16件):
3J053BA01
, 3J053BB13
, 3J053CB30
, 3J053DA06
, 3J053DA14
, 3J057AA03
, 3J057BB04
, 3J057GA71
, 3J057GB02
, 3J057GB04
, 3J057GB13
, 3J057GB14
, 3J057GB19
, 3J057GE07
, 3J057HH01
, 3J057JJ02
前のページに戻る