特許
J-GLOBAL ID:201703016687556145

排熱回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人スズエ国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-066265
公開番号(公開出願番号):特開2017-180204
出願日: 2016年03月29日
公開日(公表日): 2017年10月05日
要約:
【課題】車両の姿勢が変化しても安定した動作性能を得られる排熱回収装置を提供する。【解決手段】排熱回収装置1は、内管11と気泡生成部121,122,123,124と外管13と蒸発部10Aとシャッタ14と切換手段15とを備える。内管11は、排気管路102の一部に設置される。気泡生成部121,122,123,124は、内管11の下部から内側へ凹み、上流側から下流側へ間隔を空けて配置される。外管13は、内管11の外周を覆う。シャッタ14は、内管11に対して回動可能に外嵌し、複数の窓141,142,143,144を有している。切換手段15は、蒸発部10Aに連通された上流側の気泡生成部121(122,123)が液面から露出する場合に、下流側の気泡生成部122(123,124)を蒸発部10Aに連通させる位置に対応させて窓142(143,144)を配置するようシャッタ14を回動させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内燃機関を有した車両の排気管路を流れる排気ガスから熱エネルギーを回収する排熱回収装置であって、 前記車両の進行方向に沿う前記排気管路の一部に設置された内管と、 前記内管の下部から内側へ凹み前記排気ガスの流れに沿って上流側から下流側へ間隔を空けて複数配置された気泡生成部と、 前記気泡生成部が少なくとも設けられた範囲を含む前記内管の外周を覆う外管と、 前記内管が水平な状態で前記気泡生成部が沈む高さに液面が位置するように前記内管と前記外管との間に伝熱媒体を封入した蒸発部と、 前記内管に対して回動可能に外嵌し前記気泡生成部を個別に前記蒸発部に連通させる複数の窓を周方向にそれぞれオフセットされた位置に有したシャッタと、 前記車両の前部が後部よりも高くなり前記窓の1つを介して前記蒸発部に連通された上流側の前記気泡生成部が前記液面から露出する場合に下流側の前記気泡生成部の1つを前記蒸発部に連通させる位置に対応させて前記窓の他の1つを配置するよう前記シャッタを回動させる切換手段と、 を備えることを特徴とする排熱回収装置。
IPC (3件):
F01N 5/02 ,  F28D 15/02 ,  F28D 15/06
FI (4件):
F01N5/02 D ,  F01N5/02 B ,  F28D15/02 E ,  F28D15/06 D

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