特許
J-GLOBAL ID:201703016729930751
電気泳動技術を用いた単一細胞からのRNA及びDNAの同時抽出及び分離
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
中島 淳
, 加藤 和詳
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-546015
公開番号(公開出願番号):特表2017-505610
出願日: 2015年01月09日
公開日(公表日): 2017年02月23日
要約:
単一細胞からRNA及びDNAを調製するためのデバイス及び方法を開示する。特に、本発明は、電気泳動的に単一細胞からRNA及びDNAを同時に抽出し、核酸を分離する方法に関する。核膜を破壊することなく原形質膜が選択的に破壊されるように、電場を用いて単一標的細胞を破壊する。核の移動度を選択的に低下させる篩いマトリックスの存在下で等速電気泳動(ITP)を行うことにより核から細胞質RNAを分離する。ITP中、細胞質RNAは、リーディング電解質とトレーリング電解質の間のITP界面に蓄積され、後で核DNAが含まれないように抽出することができる。方法は、プロセスの全ステップが完全に自動化されたマイクロ流体デバイス中で行うことができる。【選択図】図1C
請求項(抜粋):
細胞からRNA及びDNAを調製する方法であって、
(a)流体チャネル中に前記細胞を単離すること;
(b)前記流体チャネルに電場を印加することにより、核膜を破壊することなく前記細胞の原形質膜を破壊すること;並びに
(c)下記(i)及び(ii)を用いて、前記細胞の内容物に対する等速電気泳動(ITP)を行うこと
(i)リーディング電解質(LE)及びトレーリング電解質(TE);細胞質RNAはリーディング電解質-トレーリング電解質界面に濃縮される、並びに
(ii)核を遅らせる篩いマトリックス;この遅れにより前記細胞質RNAは前記細胞の核DNAから分離される、
を含む前記方法。
IPC (5件):
C12N 15/09
, C12Q 1/02
, C12Q 1/68
, C12M 1/00
, C12M 1/33
FI (5件):
C12N15/00 A
, C12Q1/02
, C12Q1/68 Z
, C12M1/00 A
, C12M1/33
Fターム (13件):
4B029AA15
, 4B029AA24
, 4B029BB01
, 4B029DG10
, 4B029GA08
, 4B029GB10
, 4B063QA08
, 4B063QA20
, 4B063QQ08
, 4B063QR52
, 4B063QR90
, 4B063QS39
, 4B063QS40
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