特許
J-GLOBAL ID:201703016879473065

太陽電池の電力配分回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-077292
公開番号(公開出願番号):特開2016-197354
出願日: 2015年04月05日
公開日(公表日): 2016年11月24日
要約:
【課題】日陰等によって発電出力に差が生じた太陽光発電システムの太陽電池間で大きな電力を配分することができ、システムの電流電圧特性に現れる段差を平滑化して発電効率を改善することができる太陽電池の電力配分回路を提供する。【解決手段】 発電出力の大きい太陽電池M1の余剰電力を、周期的なON/OFF動作を反復する4つのスイッチング素子S11〜S14とコンデンサC1を介して、トランスTの第1の巻線L1に供給し、前記トランスTの第2の巻線L2に誘起される電力を、前記スイッチング素子S11〜S14と所定の位相差でON/OFF動作を反復する4つのスイッチング素子S21〜S24とコンデンサC2を介して、発電出力の小さい太陽電池2の発電出力に加算することにより、システムの電流電圧特性に現れる段差を平滑化する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
それぞれ、バイパスダイオードが並列に接続されているとともに、外部負荷に対して複数直列接続された太陽電池の、前後に隣合う相互間に設けられる電力配分回路であって、 前段の太陽電池の正極端子と導通する、第1の充放電路と、 前段の太陽電池の負極端子と導通する、第2の充放電路と、 後段の太陽電池の正極端子と導通する、第3の充放電路と、 後段の太陽電池の負極端子と導通する、第4の充放電路と、 一方の端が第1の充放電路と接続され、他方の端が第2の充放電路と接続された、第1の連絡電路と、 一方の端が第1の充放電路と接続され、他方の端が第2の充放電路と接続された、第2の連絡電路と、 一方の端が第3の充放電路と接続され、他方の端が第4の充放電路と接続された、第3の連絡電路と、 一方の端が第3の充放電路と接続され、他方の端が第4の充放電路と接続された、第4の連絡電路と、 第1の連絡電路に、第1の充放電路との接続点と隣り合って組み込まれた、第1のスイッチング素子と、 第1の連絡電路に、第2の充放電路との接続点と隣り合って組み込まれた、第2のスイッチング素子と、 第2の連絡電路に、第1の充放電路との接続点と隣り合って組み込まれた、第3のスイッチング素子と、 第2の連絡電路に、第2の充放電路との接続点と隣り合って組み込まれた、第4のスイッチング素子と、 第3の連絡電路に、第3の充放電路との接続点と隣り合って組み込まれた、第5のスイッチング素子と、 第3の連絡電路に、第4の充放電路との接続点と隣り合って組み込まれた、第6のスイッチング素子と、 第4の連絡電路に、第3の充放電路との接続点と隣り合って組み込まれた、第7のスイッチング素子と、 第4の連絡電路に、第4の充放電路との接続点と隣り合って組み込まれた、第8のスイッチング素子と、 一方の端が第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子の間で第1の連絡電路と接続され、他方の端が第3のスイッチング素子と第4のスイッチング素子の間で第2の連絡電路と接続された第1の巻線、及び、当該巻線と磁気的に結合されて、一方の端が第5のスイッチング素子と第6のスイッチング素子の間で第3の連絡電路と接続され、他方の端が第7のスイッチング素子と第8のスイッチング素子の間で第4の連絡電路と接続された第2の巻線を有する、巻線比1:1のトランスと、 第1の充放電路と第2の充放電路間に跨って接続された、第1のコンデンサと、 第3の充放電路と第4の充放電路間に跨って接続された、第2のコンデンサと、 前段の太陽電池の出力電圧を検出する、第1の電圧センサと、 後段の太陽電池の出力電圧を検出する、第2の電圧センサと、 前記それぞれのスイッチング素子を共通の周期でON/OFF動作を反復させる、スイッチング制御回路とを備え、 前記スイッチング制御回路は、第1と第4のスイッチング素子の組と第2と第3のスイッチング素子の組は、それぞれの組内では同位相で、且つ、これらの組間では逆位相で、第5と第8のスイッチング素子の組と第6と第7のスイッチング素子の組は、それぞれの組内では同位相で、且つ、これらの組間では逆位相で各スイッチング素子をON/OFF動作させるとともに、 第1の電圧センサの検出値が第2の電圧センサの検出値よりも大きい場合には、第1と第4のスイッチング素子の組と第2と第3のスイッチング素子の組からなるスイッチング素子群のON/OFF動作のタイミングを、第5と第8のスイッチング素子の組と第6と第7のスイッチング素子の組からなるスイッチング素子群のON/OFF動作のタイミングよりも所定の位相角δ(ただし、0<δ<π)だけ進相させ、 第2の電圧センサの検出値が第1の電圧センサの検出値よりも大きい場合には、第5と第8のスイッチング素子の組と第6と第7のスイッチング素子の組からなるスイッチング素子群のON/OFF動作のタイミングを、第1と第4のスイッチング素子の組と第2と第3のスイッチング素子の組からなるスイッチング素子群のON/OFF動作のタイミングよりも所定の位相角δ(ただし、0<δ<π)だけ進相させることを特徴とする太陽電池の電力配分回路。
IPC (2件):
G05F 1/67 ,  H02S 50/00
FI (2件):
G05F1/67 A ,  H02S50/00
Fターム (11件):
5F151JA28 ,  5F151KA03 ,  5H420BB03 ,  5H420BB15 ,  5H420CC03 ,  5H420CC10 ,  5H420DD02 ,  5H420EA12 ,  5H420EA37 ,  5H420EB01 ,  5H420FF03
引用特許:
審査官引用 (1件)

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