特許
J-GLOBAL ID:201703017011672300

立体音再生装置およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 義人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-212110
公開番号(公開出願番号):特開2017-085362
出願日: 2015年10月28日
公開日(公表日): 2017年05月18日
要約:
【構成】 立体音再生装置(10)はプロセッサ(12)を含み、入力装置(24)で入力される耳介の特定の部位の寸法d1、d2、d3から、頭部伝達関数HRTFの第1ピークP1、P2、P3の中心周波数F1、F2、F3および帯域幅B1、B2、B3を推定し、さらに第1ノッチN1の中心周波数NF1および帯域幅NW1を推定し、それらに基づいて各伝達関数|H1(f)|、|H2(f)|、|H3(f)|、1/|NH1(f)|を求め、各伝達関数を加算することによって、全体のHRTFを計算する。HRTFに基づいて音源信号を畳み込み演算することによって、個人適応化された左右のバイノーラル信号を生成する。 【効果】受聴者の耳介上の所要の寸法を計測するだけで個人適応化したバイノーラル信号を再生することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ヘッドホンで立体音を再生する立体音再生装置であって、 耳介の第1部位の寸法d1に基づいて第1ピークの中心周波数F1および帯域幅B1を推定する第1推定部、 耳介の第2部位の寸法d2に基づいて第2ピークの中心周波数F2および帯域幅B2を推定する第2推定部、 耳介の第3部位の寸法d3に基づいて第3ピークの中心周波数F3および帯域幅B1を推定する第3推定部、 前記第1ピークの中心周波数F1および帯域幅B1に基づいて第1伝達関数を計算する第1計算部、 前記第2ピークの中心周波数F2および帯域幅B2に基づいて第2伝達関数を計算する第2計算部、 前記第3ピークの中心周波数F3および帯域幅B3に基づいて第3伝達関数を計算する第3計算部、 少なくとも前記第1伝達関数、前記第2伝達関数および前記第3伝達関数を合成して、全体の頭部伝達関数を計算する頭部伝達関数計算部、および 前記全体の頭部伝達関数に基づくフィルタで音源信号を畳み込み演算してバイノーラル信号を生成する生成部を備える、立体音再生装置。
IPC (2件):
H04S 1/00 ,  H04R 5/033
FI (2件):
H04S1/00 L ,  H04R5/033 Z
Fターム (7件):
5D011AC02 ,  5D162AA05 ,  5D162AA07 ,  5D162CA26 ,  5D162CD07 ,  5D162CD23 ,  5D162EA05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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