特許
J-GLOBAL ID:201703017267405938
太陽熱発電システム及び太陽熱発電方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人開知国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-040303
公開番号(公開出願番号):特開2017-155667
出願日: 2016年03月02日
公開日(公表日): 2017年09月07日
要約:
【課題】太陽熱により生成した蒸気の潜熱の利用向上を図る太陽熱発電システム及び発電方法を提供する。【解決手段】太陽熱発電システムは、太陽熱を集熱して水から飽和蒸気を生成する太陽熱集熱システム1、太陽熱集熱システムの飽和蒸気により駆動可能な飽和蒸気タービン31を有する発電システム3、太陽熱集熱システムの飽和蒸気及び発電システムの水を導入可能な蓄熱放熱システム2を備える。蓄熱放熱システムは、固体蓄熱材で形成した蓄熱槽70を含み、太陽熱集熱システムの飽和蒸気又は発電システムの水と熱交換する蓄熱放熱装置61、太陽熱集熱システムの飽和蒸気を蓄熱放熱装置に供給する第1の蒸気供給配管63、発電システムの水を蓄熱放熱装置に供給する給水配管66、蓄熱放熱装置との熱交換で生じた気液二相流体を飽和蒸気と飽和水に分離する汽水分離器76、分離した飽和蒸気を飽和蒸気タービンに供給する第2の蒸気供給配管を備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
太陽熱を集熱して熱媒体としての水から飽和蒸気を生成する太陽熱集熱システムと、
前記太陽熱集熱システムで生成された熱媒体としての飽和蒸気により駆動可能な飽和蒸気タービンを有し、前記飽和蒸気タービンの駆動により発電する発電システムと、
前記太陽熱集熱システムで生成された熱媒体としての飽和蒸気及び前記発電システムの熱媒体としての水を導入可能な蓄熱放熱システムとを備え、
前記蓄熱放熱システムは、
固体蓄熱材で形成された蓄熱部を有する蓄熱槽を少なくとも1つ含み、前記太陽熱集熱システムで生成された飽和蒸気又は前記発電システムからの水との熱交換を行う蓄熱放熱装置と、
前記太陽熱集熱システムで生成された飽和蒸気を前記蓄熱放熱装置に供給する第1の蒸気供給配管と、
前記発電システムの水を前記蓄熱放熱装置に供給する給水配管と、
前記蓄熱放熱装置の下流側に設置され、前記蓄熱放熱装置と飽和蒸気又は水との熱交換により生成された気液二相流体を飽和蒸気と飽和水とに分離する汽水分離器と、
前記汽水分離器で分離した飽和蒸気を前記飽和蒸気タービンに供給する第2の蒸気供給配管とを備える
ことを特徴とする太陽熱発電システム。
IPC (4件):
F03G 6/00
, F24J 2/00
, F24J 2/42
, F24J 2/34
FI (4件):
F03G6/00 521
, F24J2/00 Z
, F24J2/42 F
, F24J2/34 Z
引用特許: