特許
J-GLOBAL ID:201703017268491170
回転機異常検出装置および該方法ならびに回転機
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小谷 悦司
, 小谷 昌崇
, 櫻井 智
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-007115
公開番号(公開出願番号):特開2017-129379
出願日: 2016年01月18日
公開日(公表日): 2017年07月27日
要約:
【課題】本発明は、より高精度に異常を判定できる回転機異常検出装置、該方法およびこれを備える回転機を提供する。【解決手段】本発明の回転機異常検出装置ADは、第1および第2回転体を少なくとも備える回転機Mにおける異常を、その振動の測定データにおける周波数スペクトルに基づく所定の特徴量から検出する装置であって、前記周波数スペクトルから、基本波歯合周波数f1の基本波成分F1および最小公倍数XABまでのn次高調波歯合周波数fnのn次高調波成分Fnを求め、これら求めた基本波成分F1およびn次高調波成分Fnに基づいて前記所定の特徴量を求める。ここで、基本波歯合周波数f1は、前記第1回転体において、その回転周波数VAをその歯数MAで除した値であり(f1=VA/MA)、前記最小公倍数XABは、前記第1および第2回転体それぞれの歯数の最小公倍数である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
正常状態において互いに所定の間隔を空けて係合しつつ所定の各軸に対し軸回りに回転する第1および第2回転体を少なくとも備える回転機における異常を検出する回転機異常検出装置であって、
前記第1および第2回転体のうちの少なくとも一方に起因して生じた振動を測定する振動測定部と、
前記振動測定部で測定した測定データの周波数スペクトルを求めるスペクトル処理部と、
前記スペクトル処理部で求めた周波数スペクトルに基づいて所定の周波数成分に関わる所定の特徴量を求める特徴量処理部と、
前記特徴量処理部で求めた特徴量に基づいて前記回転機における異常の有無を判定する異常判定部とを備え、
前記特徴量処理部は、前記第1回転体の第1歯数および第1回転周波数それぞれをMA[個]およびVA[Hz]とし、前記第2回転体の第2歯数をMB[個]とし、前記第1歯数MAと前記第2歯数MBとの最小公倍数をXABとし、前記第1回転周波数VAを前記第1歯数MAで除した基本波歯合周波数VA/MAをf1[Hz]とし、前記基本波歯合周波数f1に対するn次高調波歯合周波数(nは2以上の整数)をfn[Hz]とする場合に、前記周波数スペクトルから、前記基本波歯合周波数f1の基本波成分F1および前記最小公倍数XABまでのn次高調波歯合周波数fn(n=2〜XAB)のn次高調波成分Fnを求め、前記求めた基本波成分F1およびn次高調波成分Fnに基づいて前記所定の特徴量を求めること
を特徴とする回転機異常検出装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
2G064AB01
, 2G064AB02
, 2G064AB22
, 2G064BA02
, 2G064CC43
, 2G064CC53
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