特許
J-GLOBAL ID:201703017369049133

立体物の造形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 世良 和信 ,  川口 嘉之 ,  坂井 浩一郎 ,  中村 剛 ,  丹羽 武司 ,  森廣 亮太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-008217
公開番号(公開出願番号):特開2017-128015
出願日: 2016年01月19日
公開日(公表日): 2017年07月27日
要約:
【課題】各層の画像を独立に形成しそれらを順に積層して3次元の立体物を得る造形方法において、立体物の品質及び精度を向上するための技術を提供する。【解決手段】立体物の形成に先立ち、画像形成部によってマーカ材料からなるマーカを形成し、前記マーカを転写体を介してステージ上に積層する工程と、前記ステージ上に積層された前記マーカの位置を検出部により検出する工程と、前記検出部の検出結果から前記ステージ上に積層された前記マーカの画像歪みが無い場合に前記マーカが積層されるべき位置である正規位置からのずれを表す変形ベクトルを計測する工程と、立体物を形成するときに、前記変形ベクトルに基づいて、前記画像形成部に与える各層の画像データに対し前記画像歪みを低減する補正を行う工程と、を含み、前記マーカ材料として、造形材料よりも前記検出部で検出され易い物性を有する材料を用いることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
造形材料からなる材料画像を積層することによって3次元の立体物を作製する造形装置であって、 各層の画像データに基づき造形材料又はマーカ材料からなる材料画像を形成する画像形成部と、 前記画像形成部で形成された材料画像が転写され、前記材料画像を搬送する転写体と、 前記転写体により搬送された前記材料画像が積層されるステージと、 を有する造形装置による造形方法において、 立体物の形成に先立ち、前記画像形成部によって前記マーカ材料からなるマーカを形成し、前記マーカを前記転写体を介して前記ステージ上に積層する工程と、 前記ステージ上に積層された前記マーカの位置を検出部により検出する工程と、 前記検出部の検出結果から前記ステージ上に積層された前記マーカの画像歪みが無い場合に前記マーカが積層されるべき位置である正規位置からのずれを表す変形ベクトルを計測する工程と、 立体物を形成するときに、前記変形ベクトルに基づいて、前記画像形成部に与える各層の画像データに対し前記画像歪みを低減する補正を行う工程と、 を含み、 前記マーカ材料として、前記造形材料よりも前記検出部で検出され易い物性を有する材料を用いる ことを特徴とする立体物の造形方法。
IPC (2件):
B29C 67/00 ,  B33Y 10/00
FI (2件):
B29C67/00 ,  B33Y10/00
Fターム (10件):
4F213AP06 ,  4F213WA25 ,  4F213WB01 ,  4F213WL02 ,  4F213WL15 ,  4F213WL32 ,  4F213WL34 ,  4F213WL74 ,  4F213WL85 ,  4F213WL92

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