特許
J-GLOBAL ID:201703017412772480

ビートチャート数字譜

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-505267
特許番号:特許第6155458号
出願日: 2016年10月18日
要約:
【課題】本発明は、従来の譜面の音高情報と音価情報を補完する情報で構成された演奏用譜面の提供と、学習者の読譜力と相対音感とリズム感の効率的な養成を可能にする音楽学習方法の提供を目的とする。 【解決手段】基準のビートを表す基準ビートマークと該基準ビートマーク間を均等に分割する補助ビートマークを時間軸上に配置したビートチャートを背景に、音符を発音するタイミング位置に曲の調号に対応する長音階の各音に付けた番号を音高指示記号として配置したビートチャート数字譜によって、従来の譜面の「音高を図式化、音価を記号化」を補完する「音高を記号化、音価を発音タイミングのグラフ化」した演奏用譜面を実現し、それを利用した読譜力と音感とリズム感を効率的に養成する音楽学習方法を提供する。
請求項(抜粋):
【請求項1】 演奏用譜面であり、パートあるいは声部ごとに音楽の時間の流れを表現する時間軸を配置し、該時間軸上に、基準としたい音価の間隔でビートを表現する図形を基準ビートマークとして配置し、 該基準ビートマーク間を均等に分割する位置に、該基準ビートマークと視覚的に区別ができる別態様の図形で補助ビートマークを配置し、小節の先頭にあたる該基準ビートマークを視覚的に強調した態様にするとともに、その背後に該時間軸と直交する線分を配置することで構成したビートチャートを背景として、音の高さを示す音高指示記号を該時間軸で各音符が奏される位置に表示し、音を停止する位置に休符記号を配置し、該音高指示記号の音高情報が、曲の調号に対応した長音階の各音に付けた番号、および、上下の半音変化を示すシャープ(♯)またはフラット(♭)の付加によって表現されていることを特徴とする演奏用譜面。
IPC (2件):
G09B 15/00 ( 200 6.01) ,  G10G 1/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
G09B 15/00 Z ,  G10G 1/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 五線を用いない記譜法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-270387   出願人:大西まり子, 石畑幾子
  • 演奏用楽譜
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-256086   出願人:ヤマハ株式会社

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