特許
J-GLOBAL ID:201703017472010911
管状体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
富崎 元成
, 小副川 義昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-021857
公開番号(公開出願番号):特開2017-140095
出願日: 2016年02月08日
公開日(公表日): 2017年08月17日
要約:
【課題】内側層の皺よりが少なく、かつ、ドライバーシャフトとして、曲げ応力や捩じり剛性との基本的強度を確保しながら、その中で、ゴルファーに使い易い、軟フレックスで低トルク特性の機能を満足する管状体を提供する管状体を提供する。【解決手段】最内層1は、細幅の内側プリプレグテープ8が、螺旋状を呈する内側密巻螺旋体であり、内側層2は、内側プリプレグシート9が、内側密巻螺旋体の外周全長に亘って巻回されて形成してあり、中間層3は、第1バイアス式のプリプレグシート10Aと、第2バイアス式のプリプレグシート10Bとが、重なり合って構成されているバイアス式のシート体であり、外側層4は、外側プリプレグシートが、バイアス式のシート体の外周全長に亘って巻回されてあり、最外層5は、細幅の外側プリプレグテープが、螺旋状を呈する外側密巻螺旋体である。【選択図】図7
請求項(抜粋):
最内層、内側層、中間層、外側層、最外層とを備え、熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグテープ及びプリプレグシートをマンドレルに巻回して成形された管状体であって、
前記最内層は、長手方向に沿って強化繊維を引き揃えた細幅の内側プリプレグテープが、細幅方向の端部同士を密着する状態で管軸線方向に沿って巻回されて螺旋状を呈する内側密巻螺旋体であり、
前記内側層は、強化繊維を管軸線方向に沿って引き揃え配置した内側プリプレグシートが、前記内側密巻螺旋体の外周全長に亘って巻回されて形成してある内側シート体であり、
前記中間層は、強化繊維を管軸線方向に対して傾斜した方向に沿って引き揃えた第1バイアス式のプリプレグシートと、強化繊維を管軸線方向に対して傾斜した方向に沿って引き揃え、その傾斜方向が管軸線を挟んで前記第1バイアス式のプリプレグシートの強化繊維と対称に設定された状態で前記強化繊維を引き揃えている第2バイアス式のプリプレグシートとが、重なり合って構成されているバイアス式のシート体であり、
前記外側層は、強化繊維を管軸線方向に沿って引き揃え配置した外側プリプレグシートが、前記バイアス式のシート体の外周全長に亘って巻回されて形成してある外側シート体であり、
前記最外層は、長手方向に沿って強化繊維を引き揃えた細幅の外側プリプレグテープが、細幅方向の端部同士が密着する状態で管軸線方向に沿って巻回されて螺旋状を呈する外側密巻螺旋体であり、
前記内側プリプレグテープと前記外側プリプレグテープとが、それらプリプレグテープの強化繊維が、径方向視において互いに交差するように、かつ、前記内側プリプレグテープが巻回される巻回方向と、前記外側プリプレグテープが巻回される巻回方向とが逆向きに巻回されるように、前記内側密巻螺旋体と前記外側密巻螺旋体とが構成してあり、
前記最内層の内側プリプレグテープ及び前記最外層の外側プリプレグテープにおける樹脂含有量が、前記内側層の内側プリプレグシート、前記中間層の第1及び第2バイアス式のプリプレグシート、及び、前記外側層の外側プリプレグシートにおける樹脂含有量より、大きな樹脂含有量である管状体。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (4件):
2C002AA05
, 2C002CS03
, 2C002MM02
, 2C002PP01
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