特許
J-GLOBAL ID:201703017813934378

TV映像向け加速超解像処理方法及び同方法によるTV映像向け加速超解像処理装置、第1〜6加速超解像処理プログラム、並びに第1〜2記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 川守田 光紀 ,  千ヶ崎 茂樹 ,  木島 隆一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-255951
公開番号(公開出願番号):特開2015-115747
特許番号:特許第6126523号
出願日: 2013年12月11日
公開日(公表日): 2015年06月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 1フレーム分のTV映像信号に含まれるフレームから光学的劣化を低減して劣化前の1フレーム分のTV映像信号を復元するTV映像向け加速超解像処理方法であって、 (S1)最大反復演算回数を設定する工程と、 (S2)前記TV映像を見ながら前記TV映像の劣化状況に適した劣化示数を指定する劣化示数指定工程と、 (S3)前記劣化示数に紐づいた第1番目のPSF(Point Spread Function)の輝度分布及びこの系から成り反復演算回数に紐づいて整理された1連のPSFの輝度分布を準備するPSF準備工程と、 (S4)1フレーム分の輝度分布から成る劣化画像の輝度分布を1フレーム分のTV映像信号から準備する劣化画像準備工程と、 (S5)前記劣化画像の輝度分布を復元画像初期値の推定輝度分布と成す復元画像初期値準備工程と、 (S6)前記1連のPSFの輝度分布は互いに同じ画像サイズであり、この画像サイズをPSFサイズと呼ぶ時、このPSFサイズを求めるPSFサイズ取得工程と、 (S7)反復演算回数を計数するカウンターに1を設定する第1リセット工程と、 (S8)前記復元画像初期値の推定輝度分布を複写してこれを補正復元画像初期値の推定輝度分布と成し更に前記補正復元画像初期値の推定輝度分布をPSFサイズを基にして補正する第1復元画像初期値補正工程と、 (S9)前記1連のPSFの輝度分布から前記カウンターの値に紐づいた1つを選択してこれをPSFの輝度分布と成すPSF選定工程と、 (S10)前記補正復元画像初期値の推定輝度分布に前記PSFの輝度分布を畳込み第1の関数を得る工程と、 (S11)前記第1の関数を反転して第2の関数を得る工程と、 (S12)前記第2の関数に前記劣化画像の輝度分布を掛け合わせて第3の関数を得る工程と、 (S13)前記第3の関数を前記復元画像初期値の推定輝度分布に掛け合わせて復元画像の推定輝度分布を得る工程と、 (S14)前記カウンターに1を加算する工程と、 (S15)前記カウンターの値が前記最大反復演算回数以上であるという仮説を検証し、もしも、検証結果が偽であれば(S16)の工程へ進むが、前記検証結果が真であれば、工程(S18)へ進む工程と、 (S16)前記復元画像の推定輝度分布を前記復元画像初期値の推定輝度分布と入れ替える工程と、 (S17)(S8)の工程へ戻る工程と、 (S18)前記復元画像の推定輝度分布を最尤復元画像の輝度分布として出力する工程と、 (S19)前記(S1)〜(S7)の工程から構成される準備工程と、 (S20)前記(S8)〜(S18)の工程から構成される第1画像復元工程と を備え、 (S21)前記準備工程S19及び前記第1画像復元工程S20において、工程のSの添え数字が小さい順に順番通りに実行する事により前記最大反復演算回数の反復演算を終え、最尤復元画像の輝度分布を出力する第1加速超解像処理工程と、 (S22)前記最尤復元画像の輝度分布を1フレーム分のTV映像信号と成しこれを超解像TV映像信号として出力するTV映像化工程と を備える事に特徴が有るTV映像向け加速超解像処理方法。
IPC (2件):
H04N 5/21 ( 200 6.01) ,  G06T 5/20 ( 200 6.01)
FI (2件):
H04N 5/21 B ,  G06T 5/20
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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