特許
J-GLOBAL ID:201703018314000310

燃料電池用電極触媒の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  藤田 節 ,  花井 秀俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-030092
公開番号(公開出願番号):特開2017-147187
出願日: 2016年02月19日
公開日(公表日): 2017年08月24日
要約:
【課題】燃料電池用電極触媒の製造において、アイオノマと相互作用し得る官能基をカーボン担体に効率的に導入して、電極触媒インクを調製する際の該電極触媒の分散性の低下及び電極触媒塗膜を作製する際の該塗膜のひび割れを実質的に防止し得る手段を提供する。【解決手段】本発明は、カーボン担体と、該カーボン担体に担持された白金又は白金合金を含む触媒金属とを含む燃料電池用電極触媒の製造方法であって、以下の工程: カーボン担体に触媒金属を担持させて電極触媒の粉末を得る、触媒金属担持工程; 触媒金属担持工程で得られた電極触媒の粉末を酸化して、該電極触媒に含まれるカーボン担体上に0.7 μmol/m2以上のカルボン酸基を有する電極触媒の粉末を得る、酸化工程; 酸化工程で得られたカルボン酸基を有する電極触媒の粉末とエチレンジアミンとを反応させて、該電極触媒に含まれるカーボン担体上に1 μmol-N/m2以上のアミノエチルカルバモイル基を有する電極触媒の粉末を得る、官能基修飾工程;を含む、前記方法に関する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
カーボン担体と、該カーボン担体に担持された白金又は白金合金を含む触媒金属とを含む燃料電池用電極触媒の製造方法であって、以下の工程: カーボン担体に触媒金属を担持させて電極触媒の粉末を得る、触媒金属担持工程; 触媒金属担持工程で得られた電極触媒の粉末を酸化して、該電極触媒に含まれるカーボン担体上に0.7 μmol/m2以上のカルボン酸基を有する電極触媒の粉末を得る、酸化工程; 酸化工程で得られたカルボン酸基を有する電極触媒の粉末とエチレンジアミンとを反応させて、該電極触媒に含まれるカーボン担体上に1 μmol-N/m2以上のアミノエチルカルバモイル基を有する電極触媒の粉末を得る、官能基修飾工程; を含む、前記方法。
IPC (4件):
H01M 4/88 ,  H01M 4/92 ,  H01M 4/90 ,  H01M 4/96
FI (4件):
H01M4/88 K ,  H01M4/92 ,  H01M4/90 M ,  H01M4/96 Z
Fターム (12件):
5H018AA04 ,  5H018AA06 ,  5H018BB16 ,  5H018BB17 ,  5H018EE03 ,  5H018EE10 ,  5H018EE16 ,  5H018HH05 ,  5H026AA04 ,  5H026AA06 ,  5H126BB04 ,  5H126BB06

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