特許
J-GLOBAL ID:201703018405350240

有機エレクトロルミネッセンス素子及び照明装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人光陽国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-506070
特許番号:特許第6065904号
出願日: 2013年02月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 陽極と陰極との間に、正孔輸送層、ホスト化合物とリン光発光性化合物とを含有する発光層、正孔阻止層及び電子輸送層を有する有機エレクトロルミネッセンス素子であって、前記発光層を構成する前記ホスト化合物の下記方法で算出したLUMO(最低空分子軌道)のエネルギー準位の絶対値をL1(eV)とし、前記正孔阻止層を構成する正孔阻止化合物の下記方法で算出したLUMOのエネルギー準位の絶対値をL2(eV)とし、前記電子輸送層を構成する電子輸送化合物の下記方法で算出したLUMOのエネルギー準位の絶対値をL3(eV)としたとき、下式(I)及び式(II)で規定する関係を同時に満たし、かつ前記正孔阻止層が下記一般式(1)で表される化合物を含有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。 式(I) L1<L2≦1.50eV<L3 式(II) 0.15eV≦L2-L1≦0.35eV 〔式中、E1〜E16は各々C(R)又は窒素原子を表す。E1〜E16の少なくとも一つは窒素原子である。Rは水素原子又は置換基を表す。〕 LUMO(最低空分子軌道)のエネルギー準位の算出方法:米国Gaussian社製の分子軌道計算用ソフトウェアであるGaussian03(Gaussian03、Revision D02,M.J.Frisch,et al, Gaussian, Inc., Wallingford CT, 2004.)を用い、ホスト化合物はキーワードとしてB3LYP/6-31G*を用いて、対象とする分子構造の構造最適化を行うことにより、ホスト化合物の最低空分子軌道LUMOのエネルギー準位(絶対値)を算出する(eV単位換算値)。同様の方法で、正孔阻止層を構成する正孔阻止化合物及び電子輸送層を構成する電子輸送化合物の最低空分子軌道LUMOのエネルギー準位についても算出する。
IPC (4件):
H01L 51/50 ( 200 6.01) ,  C09K 11/06 ( 200 6.01) ,  C07D 519/00 ( 200 6.01) ,  C07D 471/04 ( 200 6.01)
FI (6件):
H05B 33/22 B ,  H05B 33/14 B ,  C09K 11/06 690 ,  C09K 11/06 660 ,  C07D 519/00 311 ,  C07D 471/04 103 Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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