特許
J-GLOBAL ID:201703018543192729

抗Eva1タンパク質抗体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人セントクレスト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-152941
公開番号(公開出願番号):特開2017-031099
出願日: 2015年07月31日
公開日(公表日): 2017年02月09日
要約:
【課題】 がん等に対して高い治療及び予防効果を奏する抗体を提供すること【解決手段】 ヒト由来のEva1タンパク質に対して高い親和性を示す、3種のマウスモノクローナル抗体を作製した。また、これら抗体の定常領域をヒト由来のものに置換したキメラ抗体も作製した。そして、これらマウス抗体及びキメラ抗体が、高いADCC活性及び/又はCDC活性を有することも見出した。さらに、メラノーマ細胞を投与したマウスに、これら抗体を投与することによって、当該細胞の肺への転移等が抑制されることも明らかにした。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ヒト由来のEva1タンパク質に結合し、下記(a)〜(c)のいずれかに記載の特徴を有する抗体 (a)配列番号:4〜6に記載のアミノ酸配列、配列番号:4〜6に記載のアミノ酸配列に対して80%以上の相同性を有するアミノ酸配列、配列番号:4〜6に記載のアミノ酸配列の少なくともいずれかにおいて、1若しくは数個のアミノ酸が置換、欠失、付加及び/又は挿入されたアミノ酸配列、配列番号:10〜12に記載のアミノ酸配列、配列番号:10〜12に記載のアミノ酸配列に対して80%以上の相同性を有するアミノ酸配列、並びに配列番号:10〜12に記載のアミノ酸配列の少なくともいずれかにおいて、1若しくは数個のアミノ酸が置換、欠失、付加及び/又は挿入されたアミノ酸配列からなる群から選択される少なくとも1のアミノ酸配列を、CDRとして含む可変領域を保持する (b)配列番号:16〜18に記載のアミノ酸配列、配列番号:16〜18に記載のアミノ酸配列に対して80%以上の相同性を有するアミノ酸配列、配列番号:16〜18に記載のアミノ酸配列の少なくともいずれかにおいて、1若しくは数個のアミノ酸が置換、欠失、付加及び/又は挿入されたアミノ酸配列、配列番号:22〜24に記載のアミノ酸配列、配列番号:22〜24に記載のアミノ酸配列に対して80%以上の相同性を有するアミノ酸配列、並びに配列番号:22〜24に記載のアミノ酸配列の少なくともいずれかにおいて、1若しくは数個のアミノ酸が置換、欠失、付加及び/又は挿入されたアミノ酸配列からなる群から選択される少なくとも1のアミノ酸配列を、CDRとして含む可変領域を保持する (c)配列番号:27〜29に記載のアミノ酸配列、配列番号:27〜29に記載のアミノ酸配列に対して80%以上の相同性を有するアミノ酸配列、配列番号:27〜29に記載のアミノ酸配列の少なくともいずれかにおいて、1若しくは数個のアミノ酸が置換、欠失、付加及び/又は挿入されたアミノ酸配列、配列番号:32〜34に記載のアミノ酸配列、配列番号:32〜34に記載のアミノ酸配列に対して80%以上の相同性を有するアミノ酸配列、並びに配列番号:32〜34に記載のアミノ酸配列の少なくともいずれかにおいて、1若しくは数個のアミノ酸が置換、欠失、付加及び/又は挿入されたアミノ酸配列からなる群から選択される少なくとも1のアミノ酸配列を、CDRとして含む可変領域を保持する。
IPC (3件):
C07K 16/30 ,  A61K 39/395 ,  A61P 35/00
FI (4件):
C07K16/30 ,  A61K39/395 N ,  A61K39/395 T ,  A61P35/00
Fターム (18件):
4B024AA01 ,  4B024BA45 ,  4B024CA04 ,  4B024DA03 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4C085AA14 ,  4C085AA15 ,  4C085AA16 ,  4C085CC23 ,  4C085DD62 ,  4C085EE01 ,  4H045AA11 ,  4H045BA10 ,  4H045DA76 ,  4H045EA20 ,  4H045FA74 ,  4H045GA26
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Monoclonal Antibodies in Immunodiagnosis and Immunotherapy, 2014, Vol.33, No.5, p.305-311

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