特許
J-GLOBAL ID:201703018715172717

鋼材の山分け計画立案装置、鋼材の山分け計画立案方法、およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-160726
公開番号(公開出願番号):特開2017-040985
出願日: 2015年08月17日
公開日(公表日): 2017年02月23日
要約:
【課題】解くべき問題の性格に関わらず、実用的な時間内で山分け計画を立案できるようにする。【解決手段】総山数を少なくすることと、山繰り数を少なくすることとを目的とする目的関数の値を最小化する最適化問題を解くために、頂点をスラブグループに対応させ、枝により相互に連結される2つの頂点に対応する2つのスラブグループを同一の払出山に積まれる2つのスラブグループの候補として表す。そして、クリークの総数を総山数として表現し、逆転の関係が成立する2つのスラブグループに対応する2つの頂点の間の枝の総数を山繰り数(逆転数)として表現する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
鉄鋼プロセスにおける工程間の置場として鋼材を配置するヤードに搬入された複数の鋼材を、次工程への払出順が早い鋼材が上になる様に前記ヤードにおいて積み上げて、次工程に払い出すための複数の払出山を作成するための山分け計画を立案する鋼材の山分け計画立案装置であって、 前記払出山の総数を評価する項と、同一の前記払出山において前記ヤードへの到着順が早い方の前記鋼材が遅い方の前記鋼材よりも上に積まれる逆転の関係にある逆転対の数を評価する項とを含む目的関数を設定する目的関数設定手段と、 前記鋼材を山積みするときの制約を示す制約式を設定する制約式設定手段と、 前記制約式による制約を満足する範囲で前記目的関数の値を最大化または最小化する様に、数理計画法による最適化計算を行うことにより、前記鋼材を前記複数の払出山に分けるための計算を行う最適解導出手段と、を有し、 前記制約式は、頂点が前記鋼材に対応し、且つ、枝により相互に連結される2つの前記頂点に対応する2つの前記鋼材が同一の前記払出山に積まれる2つの前記鋼材であることを表す無向グラフを、相互に前記頂点が重複しない複数のクリークに分割することを規定する制約式を含み、 前記払出山の総数は、前記クリークの総数として規定され、 前記逆転対の数は、前記逆転の関係が成立する2つの前記鋼材に対応する2つの前記頂点を相互に連結する前記枝の総数により表現されることを特徴とする鋼材の山分け計画立案装置。
IPC (4件):
G06Q 50/04 ,  G05B 19/418 ,  B65G 63/00 ,  G06F 19/00
FI (4件):
G06Q50/04 100 ,  G05B19/418 Z ,  B65G63/00 B ,  G06F19/00 120
Fターム (7件):
3C100AA32 ,  3C100BB05 ,  3C100BB25 ,  3C100BB31 ,  3C100EE10 ,  5L049CC04 ,  5L049DD03
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る