特許
J-GLOBAL ID:201703018739820884

収音装置及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 吉田 倫太郎 ,  若林 裕介 ,  工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-065817
公開番号(公開出願番号):特開2017-183902
出願日: 2016年03月29日
公開日(公表日): 2017年10月05日
要約:
【課題】 目的エリアを音源とする音を収音するエリア収音を行う際に、収音した音の音質をより向上させる。【解決手段】 本発明はエリア収音を行う収音装置に関する。そして、本発明の収音装置は、マイクロホンアレイから入力された入力信号に含まれる背景雑音を推定した推定雑音のパワーと、非目的エリア音のパワーとに基づいて、目的エリア音に混合する混合信号の音量レベルを算出し、算出した混合信号の音量レベルに基づいて、混合信号に混合させる入力信号の音量レベルと推定雑音の音量レベルを調整し、算出された音量レベルに調整した入力信号と、算出された音量レベルに調整した前記推定雑音とを混合させた混合後目的エリア音を生成して出力することを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
マイクロホンアレイから入力された入力信号に含まれる背景雑音を推定して推定雑音として取得し、取得した前記推定雑音を用いて、前記入力信号の雑音成分を抑圧して雑音抑圧後信号を取得する雑音抑圧手段と、 前記雑音抑圧後信号について、目的エリア方向以外の方向に指向性を形成した第1の非目的エリア音と、目的エリア方向に指向性を形成した目的エリア方向音とを取得する指向性形成手段と、 前記目的エリア方向音を用いて目的エリア方向からの第2の非目的エリア音を抽出し、さらに、前記第2の非目的エリア音と前記目的エリア方向音とを用いて、目的エリアを音源とする目的エリア音を取得する目的エリア音抽出部と、 前記推定雑音のパワーと、前記第1の非目的エリア音のパワーと、前記第2の非目的エリア音のパワーとに基づいて、前記目的エリア音に混合する混合信号の音量レベルを算出する混合レベル算出手段と、 前記混合レベル算出手段が算出した前記混合信号の音量レベルに基づいて、前記混合信号に混合させる前記入力信号の音量レベルと、前記混合信号に混合させる前記推定雑音の音量レベルを調整する混合レベル調整手段と、 前記目的エリア音に、前記混合レベル調整手段で算出された音量レベルに調整した前記入力信号と、前記混合レベル調整手段で算出された音量レベルに調整した前記推定雑音とを混合させた混合後目的エリア音を生成して出力する信号混合手段と を有することを特徴とする収音装置。
IPC (2件):
H04R 3/00 ,  H04R 1/40
FI (2件):
H04R3/00 320 ,  H04R1/40 320A
Fターム (4件):
5D018BB22 ,  5D220BB04 ,  5D220BC05 ,  5D220BC08
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
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