特許
J-GLOBAL ID:201703019093310382

管体のねじ切り法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): ▲吉▼川 俊雄 ,  市川 寛奈
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-088360
公開番号(公開出願番号):特開2017-185540
出願日: 2016年04月26日
公開日(公表日): 2017年10月12日
要約:
【課題】高い製造効率を可能とする管体のねじ切り方法を提共する。【解決手段】円筒管体10を、圧延機の作業軸芯Aに沿って、管状のガイド装置からなる保持構造上に配置する準備段階を想定する。この方法は、次に、圧延機の複数の加工ローラー3が、円筒管体に対し、作業軸芯の中心に向かって、コンピュータ数値制御(CNC)による制御を受けて同調しつつ、前進移動するよう操作される加工段階を想定する。加工ローラーは円筒管体を一挙に挟み込み、その末端部12のうち少なくとも一部に沿って、自由端部13から発して塑性加工する。その際、はじめにねじ切り11が行われ、次いで、ねじ切りが施された部分より深部へと移動して、円筒管体を加工ローラーの形状に依存した円錐形へと塑性加工する。こうして、ねじ切りを施した、円錐形の末端部を有する円筒形の管体が得られる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
管体のねじ切り方法であって 円筒管体(10)を圧延機(1)の保持構造の上に、作業軸芯(A)に沿って配置する準備段階であって、前記圧延機(1)は、2つまたはそれ以上の数の加工ローラー(3)を具備し、各ローラーを自らの回転軸(Z)を中心として回転するように作動させ、前記回転軸(Z)の周りに付された、少なくともひとつのねじ山(4)を有するねじ切りを具備し、前記加工ローラー(3)は、広い方の底面(3A)から、狭い方の底面(3B)へと形成された円錐形状を有する、準備段階、および、 加工段階であって、複数の前記加工ローラー(3)は同調しつつ、前記作業軸芯(A)の中心に向かって前記円筒管体(10)に対して前進移動するようコンピュータ数値制御(CNC)を用いて操作され、前記加工ローラー(3)は前記円筒管体(10)を一挙に挟み込み、自由端部(13)から発して、末端部(12)の少なくとも一部分に塑性変形加工が実施され、その際、まず初めに、ねじ切り部分(11)を形成し、次に、前記ねじ切り部分(11)よりさらに深部へと移動しながら、前記円筒管体(10)を、円錐形に塑性加工し、この形状は前記加工ローラー(3)の形に依存するもので、その結果、ねじ切り部分(11)と円錐形を末端部に具備する円筒形の管体が得られる、加工段階を、含む、管体のねじ切り方法。
IPC (2件):
B21H 3/00 ,  B21H 3/04
FI (3件):
B21H3/00 A ,  B21H3/04 C ,  B21H3/04 B

前のページに戻る