特許
J-GLOBAL ID:201703019210772821

トリアゾール化合物の調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 小野 誠 ,  金山 賢教 ,  坪倉 道明 ,  重森 一輝 ,  安藤 健司 ,  岩瀬 吉和 ,  城山 康文
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-510775
特許番号:特許第6149104号
出願日: 2013年05月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 1-[6-(モルホリン-4-イル)ピリミジン-4-イル]-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-1H-ピラゾール-5-オール(I-エノール形態)又は2-[6-(モルホリン-4-イル)ピリミジン-4-イル]-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)-1,2-ジヒドロ-3H-ピラゾール-3-オン(I-ケト形態)の調製方法であって、 (a)第1段階において、1,2,3-トリアゾール(III)を、溶媒中、塩基としてのエチルジイソプロピルアミンの存在下で、20〜80°Cの温度範囲で、ブロモ酢酸メチル(IV-Me-Br)又はブロモ酢酸エチル(IV-Et-Br)と反応させて、化合物1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル酢酸メチル(V-Me)及び2H-1,2,3-トリアゾール-1-イル酢酸メチル(VI-Me)、又は、化合物1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル酢酸エチル(V-Et)及び2H-1,2,3-トリアゾール-1-イル酢酸エチル(VI-Et)を形成させること; (b)第2段階において、化合物1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル酢酸メチル(V-Me)及び2H-1,2,3-トリアゾール-1-イル酢酸メチル(VI-Me)、又は、化合物1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル酢酸エチル(V-Et)及び2H-1,2,3-トリアゾール-1-イル酢酸エチル(VI-Et)(これらは、互いに、少なくとも6:1の比率で存在している)を、不活性溶媒の中で、ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(XIX-Me)又はジメチルホルムアミドジエチルアセタール(XIX-Et)と反応させ、次いで、該溶液を冷却することによって、又は、溶媒を留去して第2の溶媒を添加することによって、結晶化させて、(2E/Z)-3-(ジメチルアミノ)-2-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)アクリル酸メチル(VII-Me)又は(2E/Z)-3-(ジメチルアミノ)-2-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)アクリル酸エチル(VII-Et)を形成させること; 及び、 (c)第3段階において、(2E/Z)-3-(ジメチルアミノ)-2-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)アクリル酸メチル(VII-Me)又は(2E/Z)-3-(ジメチルアミノ)-2-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)アクリル酸エチル(VII-Et)を、不活性溶媒の中で、トリフルオロ酢酸の存在下で、4-(6-ヒドラジノピリミジン-4-イル)モルホリン(XI)と反応させ、次いで、式(I)で表される化合物を単離すること; を特徴とする、方法。
IPC (4件):
C07D 403/14 ( 200 6.01) ,  C07D 249/04 ( 200 6.01) ,  A61K 31/5377 ( 200 6.01) ,  A61P 7/06 ( 200 6.01)
FI (4件):
C07D 403/14 ,  C07D 249/04 501 ,  A61K 31/537 ,  A61P 7/06
引用特許:
審査官引用 (6件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)

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