特許
J-GLOBAL ID:201703019229691229

配電線の電圧調整器および電圧調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 有我 軍一郎 ,  有我 栄一郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-188918
公開番号(公開出願番号):特開2014-050146
特許番号:特許第6063180号
出願日: 2012年08月29日
公開日(公表日): 2014年03月17日
請求項(抜粋):
【請求項1】制御目標地点における三相配電線の線間に現れる三相の線間電圧の大きさを調整するY結線の電圧調整器であって、 前記制御目標地点における三相配電線の線間に現れる電圧と既定の基準電圧を中心とする既定の電圧管理幅との関係から、前記三相配電線の線間に現れる電圧の不平衡状態を表す様相を決定する様相判断部と、 前記様相判断部によって決定された様相に応じて、該電圧調整器の3つの相電圧の中から選定した所定の1相、2相または3相を昇圧または降圧することによって、前記制御目標地点における三相配電線の線間に現れる電圧を昇圧または降圧し、これにより、該制御目標地点における三相配電線の線間に現れる電圧を前記既定の電圧管理幅内に収める調整を行うための三相独立電圧制御部とを備え、 前記様相判断部において、前記制御目標地点における三相配電線の線間に現れる電圧の全てが前記電圧管理幅から同一側に外れている場合を様相1、前記制御目標地点における三相配電線の線間に現れる電圧のうちの2つが前記電圧管理幅から同一側に外れている場合を様相2、または、前記制御目標地点における三相配電線の線間に現れる電圧が前記様相1または様相2に該当しない場合を様相3と決定し、 前記三相独立電圧制御部において、前記様相判断部が三相電圧の不平衡状態を様相1と決定した場合には、前記基準電圧との差異が最も大きい線間電圧を前記基準電圧に近づけるように、その線間電圧に付随する2つの相電圧を同時に昇圧・降圧し、前記様相判断部が三相電圧の不平衡状態を様相2と決定した場合には、前記電圧管理幅から同一側に外れている2つの線間電圧を、同時に前記基準電圧に近づけるように、前記2つの線間電圧に共通する相電圧を昇圧・降圧し、または、前記様相判断部が三相電圧の不平衡状態を様相3と決定した場合には、前記基準電圧との差異が最も大きい線間電圧を前記基準電圧に近づけて、他の線間電圧の変化を抑制するように3つの相電圧を同時に昇圧・降圧することを特徴とする電圧調整器。
IPC (2件):
H02J 3/26 ( 200 6.01) ,  G05F 1/24 ( 200 6.01)
FI (2件):
H02J 3/26 ,  G05F 1/24
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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