特許

J-GLOBAL ID：201703019261985765

透明樹脂層付の片保護偏光フィルムの製造方法、粘着剤層付偏光フィルムの製造方法、及び画像表示装置の製造方法

発明者： 上野 友徳 ,  三田 聡司 ,  岸 敦史 ,  池嶋 健太郎 ,  茂手木 佑輔
出願人/特許権者： 日東電工株式会社
代理人 (1件)： 特許業務法人 ユニアス国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-058816
公開番号（公開出願番号）：特開2017-173523
出願日： 2016年03月23日
公開日（公表日）： 2017年09月28日
要約：

【課題】薄型偏光子を用いた透明樹脂層付の片保護偏光フィルムを加湿環境下に曝した場合にも、外観ムラが発生するのを抑制することができる透明樹脂層付の片保護偏光フィルムの製造方法を提供する。【解決手段】偏光子1の片面にのみ保護フィルム2を有する片保護偏光フィルム3、及び、前記片保護偏光フィルムの偏光子面に設けられた透明樹脂層4を有する透明樹脂層付の片保護偏光フィルム10の製造方法であって、偏光子の片面にのみ保護フィルムを有する片保護偏光フィルムを準備する工程(1)、前記片保護偏光フィルムの偏光子面に、樹脂成分を含む水系塗工液を塗布する工程(2)、及び得られた塗布膜を乾燥して、透明樹脂層を形成する工程(3)、をこの順に含み、前記偏光子は、ポリビニルアルコール系樹脂を含み、厚みが10μm以下であり、前記偏光子の透明樹脂層を形成する面の水接触角のバラつきが、平均水接触角±20°の範囲内である。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

偏光子の片面にのみ保護フィルムを有する片保護偏光フィルム、及び、前記片保護偏光フィルムの偏光子面に設けられた透明樹脂層を有する透明樹脂層付の片保護偏光フィルムの製造方法であって、 偏光子の片面にのみ保護フィルムを有する片保護偏光フィルムを準備する工程(1)、 前記片保護偏光フィルムの偏光子面に、樹脂成分を含む水系塗工液を塗布する工程(2)、及び 得られた塗布膜を乾燥して、透明樹脂層を形成する工程(3)、をこの順に含み、 前記偏光子は、ポリビニルアルコール系樹脂を含み、厚みが10μm以下であり、 前記偏光子の透明樹脂層を形成する面の水接触角のバラつきが、平均水接触角±20°の範囲内であることを特徴とする透明樹脂層付の片保護偏光フィルムの製造方法。

IPC (1件)：

G02B 5/30

FI (1件)：

G02B5/30

Fターム (14件)：

2H149AA02 ,  2H149AA18 ,  2H149AB12 ,  2H149AB23 ,  2H149BA02 ,  2H149BA13 ,  2H149CA02 ,  2H149EA12 ,  2H149EA22 ,  2H149FA03W ,  2H149FA08X ,  2H149FA66 ,  2H149FD43 ,  2H149FD47

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 偏光板ならびにこれを備える光学部材および液晶表示装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-100417   出願人：住友化学株式会社
• 偏光板の製造方法及び偏光板
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2014-036750   出願人：住友化学株式会社

審査官引用 (2件)

• 偏光板ならびにこれを備える光学部材および液晶表示装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-100417   出願人：住友化学株式会社
• 偏光板の製造方法及び偏光板
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2014-036750   出願人：住友化学株式会社