特許
J-GLOBAL ID:201703019480096992

牽引補助具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小島 高城郎 ,  河合 典子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-209331
特許番号:特許第6140875号
出願日: 2016年10月26日
要約:
【課題】牽引車がいきなり大きな力で牽引を開始した場合にも、車体や牽引器具に急激な負荷がかかることを防止し、安全で効率的な牽引作業を行うことを可能とする。 【解決手段】牽引補助具1が、所定範囲内で軸方向移動可能な内筒20と外筒10とを具備し牽引時には、内筒における外部に面した内筒第1蓋に対し軸方向の一方からの牽引力がかかる共に、外筒における外部に面した外筒第1蓋に対し軸方向の他方からの牽引力がかかるように構成された二重筒と、外側に巻回され一端が内筒に他端が外筒に固定されかつ牽引時に伸張可能なコイルスプリングと、内筒と外筒の軸方向移動に対するダンパーとして機能するべく内筒の内部に配置されたシリンダと、を有し、シリンダのシリンダ底蓋が外筒と連結されていると共に、シリンダ内の少なくとも1つの油室を区画するピストンが内筒と連結されている。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 牽引車(6)と被牽引車(7)を連結する牽引ロープの中間に挿入するための、又は、牽引ロープの一端に取付けるための牽引補助具(1)であって、 所定範囲内で相対的に軸方向移動可能な内筒(20)と外筒(10)とを具備する二重筒であって、牽引時には、前記内筒(20)における外部に面した内筒第1蓋(21)に対し軸方向の一方からの牽引力がかかる共に、前記外筒(10)における外部に面した外筒第1蓋(11)に対し軸方向の他方からの牽引力がかかるように構成された、該二重筒(10,20)と、 前記二重筒(10,20)の外側に巻回され、一端が前記内筒(20)に固定されていると共に、他端が前記外筒(10)に固定されかつ牽引時に伸張可能なコイルスプリング(40)と、 前記内筒(20)と前記外筒(10)の相対的な軸方向移動に対するダンパーとして機能するべく前記内筒(20)の内部に配置され、軸方向一端に位置するシリンダ底蓋(31)と軸方向他端にて開口するシリンダ側壁(32)とを具備するシリンダ(30)と、を有し、 前記シリンダ(30)の前記シリンダ底蓋(31)が前記外筒(10)と連結されていると共に、該シリンダ(30)内の少なくとも1つの油室(3C)を区画するピストン(36)が前記内筒(20)と連結されていることを特徴とする 牽引補助具。
IPC (2件):
B60D 1/34 ( 200 6.01) ,  F16F 9/49 ( 200 6.01)
FI (2件):
B60D 1/34 ,  F16F 9/49

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