特許
J-GLOBAL ID:201703019603009364

電解液中の少なくとも一つの汚染性カチオン濃度を低下させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): TRY国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-159838
公開番号(公開出願番号):特開2017-186639
出願日: 2016年08月17日
公開日(公表日): 2017年10月12日
要約:
【課題】本発明は、電解液中の汚染性カチオンの含有量を低下させる方法を提供する。【解決手段】汚染性の高いカチオンはその還元電位特性を利用して、イオン除去循環システムを透過し、特定の汚染性カチオンを還元して固化させる適当な還元電位を提供して、吸着を行うことで電解液の内の濃度を低下させる。該方法は陽極処理製造過程に影響を与えない状況の下で、電解液中の汚染性カチオンの含有量を効果的に低下させ、陽極処理の耐用年数を高める。その主な原理は多孔性電極によって、外部から電界を印加することで、二つの電極間で静電界を形成して、溶液中の電荷を有するイオンが、静電力の推進を受けて、相反する電荷の電極方向へ移動させ、この時、電極と電解液の固液界面の間で電気二重層を形成して、汚染物を分離するという目的を達成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電解液中の少なくとも一つの汚染性カチオン濃度を低下させる方法であって、 (1)陽極処理槽を含み、該陽極処理槽の中には電解液があり、該電解液は少なくとも一つの汚染性カチオンを含む陽極処理装置を提供するステップと、 (2) 槽体と、 該陽極処理槽と該槽体を連通する入水管路と、 該槽体と該陽極処理槽を連通し、該陽極処理槽、該入水管路、該槽体と共に循環管路を構成する出水管路と、 該循環管路に設置され、該循環管路において該電解液を循環輸送することに用いられるポンプと、 該槽体の中に設置する正電極と、及び 該槽体の中に設置する負電極と、を含む、イオン除去循環システムを提供するステップと、 (3)サイクリックボルタンメトリー法を用いて該電解液中の少なくとも一つの該汚染性カチオンの還元電位を分析するステップと、及び (4)該正電極に対して該還元電位を印加し、少なくとも一つの該汚染性カチオンを該負電極の表面に吸着させ、且つ還元して該表面に固化させるステップと、を含む ことを特徴とする電解液中の少なくとも一つの汚染性カチオン濃度を低下させる方法。
IPC (4件):
C25D 21/18 ,  C25D 21/12 ,  C25D 17/00 ,  C25D 11/04
FI (4件):
C25D21/18 Q ,  C25D21/12 C ,  C25D17/00 L ,  C25D11/04 G
引用特許:
審査官引用 (6件)
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