特許
J-GLOBAL ID:201703019941378863
電縫溶接クラッド鋼管の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
落合 憲一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-038581
公開番号(公開出願番号):特開2017-154150
出願日: 2016年03月01日
公開日(公表日): 2017年09月07日
要約:
【課題】従来技術で必要とされている追加の溶接処理を施さなくても、優れた溶接部の特性を有する電縫溶接クラッド鋼管の製造方法を提供する。【解決手段】電縫溶接クラッド鋼管の製造方法であって、熱延鋼帯の幅方向両端部を、クラッド界面が合せ材側から肉厚中心側へ押し込まれた形態で、ベベル角度が20〜70°、かつ、開先深さが、全肉厚の10〜50%であるV形開先とする開先加工を施し、電縫溶接時に、被溶接部11に対し該被溶接部上端から5〜300mm上方の位置に、素管周方向に対して3層に分割したガス放出口1Aを配位したシールドガス吹付け用ノズルのガス放出口から前記シールドガス5を、3層のうちの中央層のガス放出口からのガス放出流速Bは、0.5〜50m/sとし、残りの両端層のガス放出口からのガス放出流速A(m/s)は式、0.01≦B/A≦10、を満たす流速として、吹付ける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
炭素鋼の母材とステンレス鋼あるいはニッケル基合金の合せ材とからなるクラッド鋼の熱延鋼帯を管状に成形し、該熱延鋼帯の幅方向両端部を突合せ電縫溶接してなる電縫溶接クラッド鋼管の製造方法であって、
前記電縫溶接前にあらかじめ前記熱延鋼帯の幅方向両端部を、クラッド界面が合せ材側から肉厚中心側へ押し込まれた形態で、ベベル角度が20〜70°、かつ、開先深さが、全肉厚の10〜50%であるV形開先とする開先加工を施し、
前記電縫溶接時に、被溶接部を不活性ガスからなるシールドガスでガスシールドする電縫鋼管の素管被溶接部シールド方法を用いて、前記被溶接部に対し該被溶接部上端から5〜300mm上方の位置に、素管周方向に対して3層に分割したガス放出口を配位したシールドガス吹付け用ノズルの前記ガス放出口から前記シールドガスを、前記3層のうちの中央層のガス放出口からのガス放出流速Bは、0.5〜50m/sとし、残りの両端層のガス放出口からのガス放出流速A(m/s)は式、0.01≦B/A≦10、を満たす流速として、吹付けることを特徴とする電縫溶接クラッド鋼管の製造方法。
IPC (6件):
B23K 13/00
, B21C 37/06
, B21C 37/08
, B21C 37/083
, B23K 33/00
, B23K 13/06
FI (6件):
B23K13/00 A
, B21C37/06 C
, B21C37/08 D
, B21C37/083 A
, B23K33/00 A
, B23K13/06 Z
Fターム (4件):
4E028CA02
, 4E028CA08
, 4E028CA13
, 4E028CA16
引用特許:
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