特許

J-GLOBAL ID：201703019976127022

コンクリート構造物の水分推定方法及びコンクリート構造物の水分推定システム

発明者： 浅見 光史 ,  西村 和哉
出願人/特許権者： 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
代理人 (1件)： 特許業務法人YKI国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2015-123727
公開番号（公開出願番号）：特開2017-009371
出願日： 2015年06月19日
公開日（公表日）： 2017年01月12日
要約：

【課題】評価対象であるコンクリート構造物内の水分の分布を推定する。【解決手段】コンクリートの元素密度組成及び結合水の含有量を条件として、中性子線源104の位置と中性子検出器106の位置との関係に基づいて中性子線源104から放射された中性子がコンクリート構造物200を介して中性子検出器106において計測されるときの応答をモデル化してモンテカルロ法及びSN法を含む放射線輸送計算コードにより解析し、中性子線源104から放射された中性子がコンクリート構造物200を介して中性子検出器106において計測されるときの応答を実測し、実測された応答と解析された応答とを用いてコンクリート構造物200内の水分の存在を推定する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

コンクリートの元素密度組成及び結合水の含有量を条件として、中性子の線源の位置と計測点の位置との関係に基づいて前記線源から放射された中性子が前記コンクリートにより構成された調査対象であるコンクリート構造物を介して前記計測点において計測されるときの応答をモデル化してモンテカルロ法及びSN法を含む放射線輸送計算コードにより解析する第1のステップと、 前記線源から放射された中性子が前記調査対象であるコンクリート構造物を介して前記計測点において計測されるときの応答を実測する第2のステップと、 前記実測された応答と前記解析された応答とを用いて前記調査対象であるコンクリート構造物内の水分の存在を推定する第3のステップと を備えることを特徴とする中性子を用いたコンクリート構造物の水分推定方法。

IPC (1件)：

G01N 23/05

FI (1件)：

G01N23/05

Fターム (9件)：

2G001AA04 ,  2G001BA14 ,  2G001BA15 ,  2G001CA04 ,  2G001FA06 ,  2G001KA01 ,  2G001LA03 ,  2G001MA10 ,  2G001NA01