特許
J-GLOBAL ID:201703020082377971

三次元造形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 赤尾 直人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-045494
公開番号(公開出願番号):特開2017-160482
出願日: 2016年03月09日
公開日(公表日): 2017年09月14日
要約:
【課題】焼結不良を速やかに検出することにより、欠陥三次元造形物の発生を防止し得る三次元造形方法の構成を提供すること。【解決手段】粉末層の形成工程、及びレーザービーム又は電子ビームによって前記粉末層を焼結する焼結工程とによる三次元造形方法であって、以下の作動をすることによって、上記課題を達成し得る三次元造形方法。a 焼結表面において発生した火花の形成領域幅の撮影及び火花による光強度の測定、b 時間単位においてaの領域幅及び光強度が基準範囲内であることが検出された場合には、次の時間単位内の焼結、又は次の粉末層形成工程を継続する指令、c 時間単位においてaの領域幅及び光強度が基準範囲から逸脱する状態が発生していることが検出された場合には、焼結不良が生じた旨の判断の下に、次の時間単位内の焼結、又は次の粉末層形成工程を中止する指令。【選択図】図1
請求項(抜粋):
粉末層形成工程と、移動するレーザービーム又は電子ビームの照射によって前記粉末層を焼結する焼結工程との交互の繰り返しからなる積層を伴う三次元造形方法であって、前記焼結工程に際し、以下のプロセスを採用している三次元造形方法。 a 焼結領域の全周囲におけるレーザービーム又は電子ビームの照射を原因として粉末の飛散に伴って発生する火花の撮影、及び当該火花による光強度の測定、 b 各焼結工程に必要な時間以内の時間単位において、aによって撮影された火花の形成領域幅及び前記aによって測定された火花による光強度が、焼結不良を生じていない状態にある上記領域幅による基準及び上記光強度による基準の各範囲を逸脱していないことが検出された場合には、次の時間単位における焼結工程、又は次の粉末形成工程を継続すべき旨の指令、 c 各焼結工程に必要な時間以内の時間単位において、aによって撮影された火花の形成領域幅又は前記aによって測定された火花による光強度が、焼結不良を生じていない状態にある上記領域幅による基準又は上記光強度による基準の各範囲を逸脱していることが検出された場合には、焼結不良が発生している旨の判断の下に、次の時間単位における焼結工程、又は次の粉末形成工程を中止すべき旨の指令。
IPC (3件):
B22F 3/16 ,  B33Y 10/00 ,  B22F 3/105
FI (3件):
B22F3/16 ,  B33Y10/00 ,  B22F3/105
Fターム (3件):
4K018CA44 ,  4K018EA51 ,  4K018EA60
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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