特許
J-GLOBAL ID:201703020150474492

放射性物質の除染方法及びその除染システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江口 州志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-246955
公開番号(公開出願番号):特開2017-111063
出願日: 2015年12月18日
公開日(公表日): 2017年06月22日
要約:
【課題】汚染された森林や野山(雑木林を含む)の除染だけでなく、その地域から放射線物質が居住地及び田畑等へ移行するのを継続的に防止することができる放射線物質の除染方法及びその除染システムを提供する。【解決手段】本発明の除染方法は、放射性物質に汚染された森林及び里山の少なくとも何れかに、放射性物質を吸着する無機粒子を直接散布する工程、又は前記無機粒子を含む分散液又は懸濁液の塗布若しくは散布及び注入を行う工程と、前記の森林及び里山の少なくとも何れかと居住地又は田畑との境界に、前記無機粒子を凝集させるための凝集剤を含有する緩衝地帯を設け、前記の森林及び里山の少なくとも何れか一方から、雨水又は人工的な流水若しくは噴水によって前記緩衝地帯に流入した前記無機粒子を前記凝集剤によって凝集させる工程と、前記凝集剤とともに凝集した前記無機粒子を分離回収する工程とを有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
放射性物質に汚染された森林及び里山の少なくとも何れかの除染を行うための除染方法であって、 前記の森林及び里山の少なくとも何れかに、放射性物質を吸着する無機粒子を直接散布する工程、又は前記無機粒子を含む分散液又は懸濁液の塗布若しくは散布及び注入を行う工程と、 前記の森林及び里山の少なくとも何れかと居住地又は田畑との境界に、前記無機粒子を凝集させるための凝集剤を含有する緩衝地帯を設け、前記の森林及び里山の少なくとも何れか一方から、雨水又は人工的な流水若しくは噴水によって前記緩衝地帯に流入した前記無機粒子を前記凝集剤によって凝集させる工程と、 前記凝集剤とともに凝集した前記無機粒子を分離回収する工程と、 を有する放射性物質の除染方法。
IPC (8件):
G21F 9/28 ,  G21F 9/12 ,  G21F 9/10 ,  B01J 20/02 ,  B01J 20/10 ,  B01J 20/12 ,  B01J 20/18 ,  A01G 7/00
FI (16件):
G21F9/28 Z ,  G21F9/12 501G ,  G21F9/12 501D ,  G21F9/12 501B ,  G21F9/12 501J ,  G21F9/28 521A ,  G21F9/10 E ,  B01J20/02 A ,  B01J20/10 A ,  B01J20/10 C ,  B01J20/12 A ,  B01J20/12 B ,  B01J20/12 C ,  B01J20/18 B ,  B01J20/18 E ,  A01G7/00 602Z
Fターム (11件):
4G066AA30B ,  4G066AA41B ,  4G066AA51B ,  4G066AA61B ,  4G066AA63B ,  4G066AA66B ,  4G066BA09 ,  4G066BA36 ,  4G066CA12 ,  4G066CA45 ,  4G066DA20
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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