特許
J-GLOBAL ID:201703020158872357
摺動システム
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
森岡 正往
, 特許業務法人SANSUI国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-034900
公開番号(公開出願番号):特開2017-149881
出願日: 2016年02月25日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
【課題】摺動被膜と潤滑油の新たな組合わせにより、低摩擦化と高耐摩耗化を両立できる摺動システムを提供する。【解決手段】本発明の摺動システムは、相対移動し得る対向した摺動面を有する一対の摺動部材と、対向する摺動面間に介在する潤滑油とを備える。その摺動面の少なくとも一方は結晶質の炭化クロム膜で被覆された被覆面からなる。潤滑油は、Mo三核体からなる化学構造を有する油溶性モリブデン化合物を含む。炭化クロム膜は、膜全体を100原子%として、Cr:40〜75原子%を含む。Mo三核体を含む潤滑油と接触する炭化クロム膜は、摺動中に吸着したMo三核体と反応して、その表面にMoS2と類似した層状構造体(境界膜)を生成することにより、顕著な低摩擦特性を発現するようになったと考えられる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
相対移動し得る対向した摺動面を有する一対の摺動部材と、
該対向する摺動面間に介在する潤滑油と、
を備えた摺動システムであって、
前記摺動面の少なくとも一方は、結晶質の炭化クロム膜で被覆された被覆面からなり、
前記潤滑油は、Moの三核体からなる化学構造を有する油溶性モリブデン化合物を含み、
前記炭化クロム膜は、膜全体を100原子%として、Cr:40〜75原子%を含むことを特徴とする摺動システム。
IPC (4件):
C10M 139/00
, F16C 33/12
, F16C 33/10
, C23C 14/06
FI (4件):
C10M139/00 Z
, F16C33/12 A
, F16C33/10 Z
, C23C14/06 B
Fターム (29件):
3J011AA06
, 3J011CA05
, 3J011DA01
, 3J011JA01
, 3J011JA02
, 3J011LA04
, 3J011MA02
, 3J011MA22
, 3J011QA03
, 3J011QA04
, 3J011RA01
, 3J011SB12
, 3J011SE02
, 3J011SE06
, 3J011SE10
, 4H104BJ07C
, 4H104FA06
, 4H104LA03
, 4H104PA01
, 4K029AA02
, 4K029BA07
, 4K029BA55
, 4K029BB02
, 4K029BB08
, 4K029BC02
, 4K029BD04
, 4K029CA05
, 4K029CA06
, 4K029DC03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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車両用摺動部材及び車両の動弁機構
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-252206
出願人:三菱自動車工業株式会社, オー・ツェー・エリコン・バルザース・アクチェンゲゼルシャフト
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潤滑組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-347002
出願人:インフィニュームインターナショナルリミテッド
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潤滑油組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願2015-112256
出願人:インフィニュームインターナショナルリミテッド
-
摺動機械
公報種別:公開公報
出願番号:特願2014-143309
出願人:株式会社豊田中央研究所, トヨタ自動車株式会社
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