特許
J-GLOBAL ID:201703020162719130
細菌中の接合性プラスミドの低減方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (11件):
清水 初志
, 春名 雅夫
, 山口 裕孝
, 刑部 俊
, 井上 隆一
, 佐藤 利光
, 新見 浩一
, 小林 智彦
, 大関 雅人
, 五十嵐 義弘
, 川本 和弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-202214
公開番号(公開出願番号):特開2017-012203
出願日: 2016年10月14日
公開日(公表日): 2017年01月19日
要約:
【課題】感染物を含む微生物コロニー中の抗生物質耐性および/または毒性因子をコードする接合性プラスミドの蔓延を減少させるための方法および組成物の提供。【解決手段】接合性プラスミドの核酸成分によってコードされる受容体タンパク質との相互作用を介して、接合性プラスミドを有する細菌宿主細胞に結合するか、又はこれに侵入するファージ、例えばテクティウイルスと当該コロニーを接触させる。ファージが接触し、そのゲノムを細菌宿主細胞中に挿入した時点で、宿主細胞は適切な受容体を発現し、その受容体と結合するファージが、宿主細菌細胞およびその中に含まれる関連プラスミドを死滅させるか、又は宿主細菌細胞およびその中に含まれる関連プラスミドの複製を減少させる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の段階を含む、ファージ受容体に連結された抗生物質マーカーまたは毒性マーカーをコードするプラスミドの蔓延を減少させる方法であって、該プラスミドが不均一な細菌培養物中の細胞内に保有されている、方法:
a) 該細菌培養物を、ファージ受容体に結合し得る十分なファージ受容体特異的殺傷剤と接触させる段階であって、該接触段階により、該受容体特異的殺傷剤の該ファージ受容体への結合、および接合性の該プラスミドを含む宿主細菌の死滅が可能になり、それによって、不均一な細菌培養物中の、抗生物質または毒性因子をコードする接合性プラスミドの蔓延が減少する、段階。
IPC (6件):
C12N 15/09
, A61K 31/708
, A61K 35/66
, A61K 35/76
, A61K 45/00
, A61P 31/04
FI (6件):
C12N15/00 A
, A61K31/7088
, A61K35/66
, A61K35/76
, A61K45/00
, A61P31/04
Fターム (35件):
4C084AA02
, 4C084AA17
, 4C084AA20
, 4C084MA02
, 4C084NA05
, 4C084NA14
, 4C084ZB351
, 4C084ZB352
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086EA16
, 4C086MA01
, 4C086MA02
, 4C086MA04
, 4C086NA05
, 4C086NA14
, 4C086ZB35
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087BC30
, 4C087BC31
, 4C087BC33
, 4C087BC35
, 4C087BC39
, 4C087BC40
, 4C087BC43
, 4C087BC54
, 4C087BC56
, 4C087BC64
, 4C087BC70
, 4C087BC83
, 4C087MA02
, 4C087NA05
, 4C087NA14
, 4C087ZB35
引用文献:
出願人引用 (5件)
-
J. Virol., 1973, 12(6), p.1560-1567
-
J. Virol., 1974, 14(3), p.689-699
-
J. Bacteriol., 1976, 126(1), p.177-182
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審査官引用 (5件)
-
J. Virol., 1973, 12(6), p.1560-1567
-
J. Virol., 1974, 14(3), p.689-699
-
J. Bacteriol., 1976, 126(1), p.177-182
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